Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’03’97’92’92

晦日の晩です。移転後 2度目の晩を迎えますが、今年は本当に 今までとは異なる街の姿のようで 年内最後まで 祇園は特に日本ではないような?ですが、今宵の初詣の様相は如何でしょうかね?です。
これで、この つぶやきも年内2016年は最後になりますが また2017年も 変わらず ライフワークだと考えながら 書き込みますので まま ご興味有られたら。
で 昨夜の 食材が冷蔵庫と 冷凍庫から消え去った晩は
・Bidis’03 Valle dell’Acate Sicilia
・Hermitage Le Chevalier de Sterimberg’97 Paul Jaboulet Aine
・Egly Ouriet Les Vignes de Virgny Premier Cru
・Meursault Perrieres’92 Albert Grivault
・Chateau Moulin Riche’92 St Julien

前半から アメックスのカスタマーデスクからのお問い合わせが。意外な展開ですが、ホテルさんのコンシェルジュさんよりは確率は高いような ご利用確定率のような?ですが、どうやら 東京からの男性陣で。シチリアの白は、実は衝動買いで購入したボトルですが 存在すら忘れており しかも試飲もこなせていない銘柄で。リストの中の ほぼすべての銘柄に関してテイスティングはこなせていますが この銘柄は唯一かもの。ですが、予想通りのたっぷりとした濃密な味わいに ゲストも満足の。濃厚な林檎の蜜の味わいは この数日の長距離運転の憂いを晴らせてくれれば?ですが。
そして、中だるみではありましたが 今宵は忘年会でのご利用の ママさんに。急遽ではありましたので 食材にやや 不安がありましたが 深夜から 盛り込みを1人で。馬肉のカルパッチョに 生ハムを大量にスライスして チーズも沢山。カリフラワーのスープも暖めながらも 味を確かめながら。鶏白レバーのテリーヌに鴨肉を切り分けながら 蟹のトマトクリームソースののパスタを。メインに牛肉のステーキを軽くレアで焼き上げて 豚肉のスペアリブのトマト煮に牛ほほ肉のワイン煮と まあそれにしても 本当に良く食べていただき 完全に冷蔵庫と冷凍庫の食材は 尽きつつです。有難い限りですが 他にも情報だけのスタッフの皆さんのお顔を 少しだけですが拝見出来て また来年もワインのサポートがいただければ嬉しく思います。
ちなみにワインは、エグリ・ウーリエのプルミエの やや熟成ボトルは ままレコルタンの 中でも理解可能な造り手のこくが心地よく。
白はブラインドでヴィンテージ当てに 趣向がございましたが 流石の’92のペリエールですが お店に’05をお届けした機会もありましたので。ブルゴーニュの白の最上のヴィンテージなだけに 優良な造り手のプルミエは芳醇な果実味に心奪われる 熟成感をしっかりと。ステーキの合わせて 赤もグラスで少しだけ。ポワフェレのセカンドの’92を合わせてみましたが 何時もはお店では 若すぎるほどのボトルがほとんどかと思われますが これでまた熟成の世界観へと誘えていれば幸いです!いやあ、年末は このママさんに救われております、有難うございます!
また、途中に起こしの社長さん 今宵もルミタージュの白を でしたが やや思惑通りとは 行かず。まま、こんな晩もありますか。この'97は 意外に綺麗な熟れかたで。
Sommelier R.Imamura