Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’05’98’95

休日は月1の作業のダイレクトメールのポスティングに。祗園町界隈を1,100枚くらいを。今回も次男とふたりで 愛犬の はなちゃんのカットの間に。お犬様は、小さいながらも全身を毛づくろいですので 3時間ですよ。まま、余裕で 1時間半ぐらいで配り終わるのですが 昨日は しばしばの小雨交じりで。蒸し暑い京都の 辛い季節が目前です。
で 先週末の 意義あるグラス・アイテムの選択は
・Bourgogne Chardonnay'98 Paul Pernot
・Santenay Les Gravieres'05 La Pousse d'Or
・Chambolle Musigny'95 Daniel Moine Hudelot

何とも 空振りのような月末の週末になってしまい 5月の本当に厳しさが・・・・。
ですが、移転後 やっとのお越しのムッシュは 関東より。何時もながらのお一人ですが、まま 典型的なワインラヴァーの姿が見て取れます。
先日の 愚痴っぽさもありましたが この晩の ご理解に ソムリエ冥利にも。ボランジェの後の 白は 残りもわずかになりつつの ポール・ペルノのACのシャルドネを。'98と言うことを伏せての 対応でしたが 結果的には この造り手の同一のものを ヴィンテージが若いものを飲まれていることもあり 高い評価と その存在価値を。シャルドネだから!でもありますが 20年近くも活き活きと 味わい深い 少し穏やかな味わいを感じさせながら。そして、数杯飲み込みながら赤へと。
これも また前夜の 1杯だけの利用で残されていた 偉大なヴィンテージのプスドールを。ここに 期待をしていなかった もう5日は経過した モワン・ユドロのシャンボールの'95も。通常は、まま 中々ご理解いただけないのですが お人によるのですが むしろの形で 昨夜から 少しづつ 解け初めていた サントネイ・グラヴィエール よりも 開けたてとは明らかに異なる味わいでは ありますが 理解可能な範囲の シャンボールに お好みが。好みと言ってしまえばそこまでなのですが ここがワインの面白みでもあり 何とも悩ましいところです。全てが ボトルで開けたてのものであれば!ですが グラス・アイテムは そうは行かないのも現実で。
勿論、こちらも ゲストの ワイン経験値を 想定しながら 眺めたりしているのですが・・・・・。
まま、今宵は共感が得られた 意味ある 晩で。
Sommelier R.Imamura