Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

大学入学を機に京都で居を構えて、早25年か。その間に大阪に数年いましたが 人生の半分くらいは 京都の端っこで生きてきました。体も心も京都に居りますが 自身のルーツは広島に有ります。見方は様々ですが、オバマさんの行かれたことは ひとつの契機に成れば。まま、あの純白の記念碑の前をスーツ姿の 彼らの二人の後姿は絵に成っておりました。
個人的には、家族を含めて 被爆者ではないので 実際には 感覚としては薄いものかもしれませんが。いずれにしても 核兵器を無くすべく アプローチが大切なだけで。
で 昨夜は そんな感傷とは 全くの
・Sauvignon Blanc Seddon Vineyard'03 Villa Maria

週末ですが 静かな流れは相変わらずで。
お越しのドクターは、何時もとは異なる印象でしたが やはりワインとの関係をアプローチし続けることも 簡単なようで難しいことも。やはり手持ちもありますが 軽い気持ちで使用できるアイテムを 幾つかは持つことも大切だな。ドイツのリースリングでも 昨夜はグラスで使用したものが'05だから 正直 これはボトルでも十分にその世界観を堪能いただけるものだから。まま、追加発注をかけていなかった 自身の軽率が招いた憂鬱かと。
先ずはアプローチとして 1杯からでも!が 確かに重要ですが 本音は 2杯は 嗜んでいただければ また世界は変わりますが・・・・・。
そして 深夜帯は 稀有な感じではありましたが。お役所さんかな?でしたが、完全に 愚痴と言いますか 悪口合戦で。個人的には嫌いでもないのですが やはり 美しくは・・・・・。
ニュージーランドソーヴィニヨン・ブラン、上質なワインばかりをリストに集めていても このカテゴリーのものも 手持ちを持っているべきかな?のある意味重要なアイテムかと。ただ、このもう ワンランク上のヴィラ・マリアのセドン・ヴィンヤードの10年以上熟成した ものですが その逆にある意味売れ残っていたボトルでも。まま、それがまたワインリストの 華にもなることでもありますが。
10年くらいの熟成なんて まだまだ なんてこともない!それが印象ですが 中には難しい姿に変化してしまっているものもあるのが また現実で。可愛らしい果実味と 綺麗な酸が持ち味の 葡萄品種でもありますが シャルドネほどでは ないものの たっぷりとした果実の甘みに支えられる 円い酸味が ワインを骨太に感じさせます。
残念ながら そんな ソムリエのエゴは ゲストには感じられないセレクトだったかと思われますが それもまた ひとつの致し方なさでもあり。そして、また こう言った銘柄がリストから消されていきます。
Sommelier R.Imamura