Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’04’01’97’95’86’79

本日の出勤前は、紛失したお財布で ばたばたと。結果的にはシトロエンの運転席の下に滑り込んでいたのですが、情けないほど慌てて汗だくに。出かける前まで気が付かなかったのも、問題ですが 取りあえず 無くしてなくて良かったです・・・・・。
で 昨夜と一昨日の晩は
・Bourgogne'79 Nicolas Potel
・Beaune Hospices de Beaune'86 Guigone de Salins
・Santenay Les Gravieres'04 La Pousse d'Or
・Chassagne Montrachet En Virondot'97 Marc Morey
・Chassagne Montarchet Morgeot Clos de La Chapelle'01 Louis Jado
・Grappa Invecchiaiata'95 Paolo Berta

水曜日のスタートが、18:00でしたので火曜の つぶやき を合わせて。
こちらも新たなご利用ではありましたが、やはりブルゴーニュ。そして、リクエストが明らかに古酒で 以前の経験された'70年代のものの印象がよろしかったそうですので。結果的には、ACのものになりましたが ニコラ・ポテルのものが まだ残されていたのも 使い勝手の良さが出た 素晴らしいブルゴーニュ・ルージュ。ご評価も上々で意味ある 抜栓になったかと。関東からお越しのムッシュは、京都らラヴァーのようで 今までお食事で断念されており 今後の2件目に辿り付かれることを心より。
水曜の前半はお電話から。必死のお料理の時間帯が中盤に掛けてではありましたが、どうやら近隣のワインバーでは有名な方のようで。これもまたご縁が繋がることを心より。
こちらもブルゴーニュ、ですので可能な限りの熟成を。'86のオスピスもまた 先日の印象も良かったので スムースにお勧めを。30年の熟成は、時として若い段階の 格上のブルゴーニュを上回ることも しばしばで。
移転後の初のご利用のムッシュも、20年来のお付き合いになりますが 相変わらずの。最近はブルゴーニュに変わられたようですが、若いヴィンテージですが このプスドールは 抜群の果実の充実感で 困ったときの使用ですが 後は1本のみか・・・・。
こちらも遠方のドクターですが、今宵は白で。マルク・モレのエン・ヴィロンドの'97は非常に熟れて 纏まった味わいに バタバタの時間帯でしたが ほっとさせられ。ドクターの スモーキーな印象を色々と巡らせておりましたが まま樽のローストの所以で。十分に果実とのバランスが感じられ 個人的には 嘗てはグラスで10年前には使っていた銘柄の残りです。懐かしさも。
18:00スタートのゲストは おっしゃられるとおり しっかりと飲み込まれており。グラスのプスドールの残りも飲み干され 結局このジャドの モルジョも。狭い世界のお話に 失礼しましたが 事情通だけに興味深く。失言が無ければ?ですが 飲み込むほどにです・・・・。
〆は結局 そちらとグラッパまで。紫煙も上げながらのベルタの上質なブランデーにも劣らない 綺麗な樽熟された逸品で。こうなると止まらないのが 偶に傷ですが 美味で甘美な味わいのデジィスティフは 深夜にはたまらない 優美な逸品かと。酔いました。
Sommelier R.Imamura