Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Bourgogne Blanc

本日のお昼は、茹だるような暑さの中月末のお仕事の祇園町界隈のダイレクト・メールのポスティングに。久々に長男も嫌そうな顔をいたしましたが、明日はどうやら最後のボーイスカウトのビーバークラスの予定ですので幾分強引に。
次男も長男が誘い文句を投げかけておりましたが、確実にお荷物になるのは目に見えておりましたので今回は連れていかない!と。意気消沈した次男を妻が上手いことテレビゲームのWiiをさせて事なきを得ましたが。
9月は昨年の法人化の為、初の決算月になります。お勧めのアイテムを今回は比較的お求めやすい価格の銘柄が集められているかと思います。是非、この機会にブルゴーニュの熟成の世界を飲み込んでみていただければ幸いです。
で昨夜のブルゴーニュの白は
・Chassagne Montrachet’83 Jean Moreteaux
・Chassagne Montrachet Morgeot’89 Ramonet
・Vosne Romanee’96 Daniel Rion
今宵はやや遅い出張からのお帰りでしたが、お疲れもピークな印象を。腹ごしらえをオルトさんのパスタでしていただいてからお値打ちのシャサーニュを。テイスティングのコメントも的確で、後程の価格提示にご納得いただけるクオリティだったかと。
香りは本格的な熟成感にアタックの果実の味わいはシャサーニュのそれ。唯一の余韻が浅く、これがジェネリックのマイナーなネゴシアンの姿かと。それでもお買得のボトルは、もう残すところ2本ぐらいかな?
後半の合流の何時ものマダムにムッシュはお帰りのタイミングを逸した感じでしたが、そんなご気分も甘えさせていただいたラモネで一掃されたかと。
同じシャサーニュながらも、まずプルミエ。そしてヴィンテージはまだまだ若さすらですが好意的な’89で。そして何よりもドメーヌが。ただ、以前こちらのムッシュのお手持ちのモンラッシェ’81で苦渋を舐めてもおりましたので。
今回はやはり状態が素晴らしく、マダムはおそらく一口目の味わいの慣れが今宵はなかったかと思われます。私とムッシュは先のボトルの流れも良く、極上の余韻の美しさにしばし心は奪われていたかと。まま、コストも数倍ですから当たり前か。
〆はこれまた奇遇な合流でしたが、共通の話題に熱くなられながらの唯一の赤でした。挙句、シャンパーニュまで行きつかれ。  R