Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’03’86

先週末の 土曜日の営業です。
・Beaune Hospices de Beaune'86 Guigon de Salins
・Schloss Johannisberger Riesling Kabinett'03 Furst von Metternich

こちらも久々のマダムでした。しばらくお越しになられない間に ご自身が切り盛りされる 祇園町の店舗を閉められていたようで。店舗自体は今月までの契約のようですが、中々現実は難しいもので。まま、色々なご意見も有られるようでしたが いずれにしても良きご経験だったのでは?個人的には、止めることすら出来ない状況も僕とかはあるからな・・・・・・。
まま、ご自身の夢もまだまだ有られることですので 変わらぬご縁を是非是非です。
ワインは変わらぬブルゴーニュの熟成を。今回のオスピスは、ベルギーのレストランさんが落札されたもので。'86のブルゴーニュも市場では じわじわと無くなっている筈ですので希少なものですが 白のイメージの高いヴィンテージですが この赤も綺麗に柔らかい味わいに。ブルゴーニュの南の玄関口のこの年の名が掲げられるアペラシオンだけに有名かもしれませんが ワインとしては?でも。ですが、これが現実的な エリアのものかもしれませんかね?
4名様でお越しのムッシュは、有り堅いことにお取引先様で。それもワイン商さんではないので こんな形でご利用いただけるのは本当に有り堅いことで。正直、ワインをお取引させていただきながらも 一度もご利用いただけない方もおられるので どうだろうな?ですが 景気に左右はされない業界の方かもしれないので。
1本目は、カリフォルニアのセコイア・グローヴをたっぷりな味わいで。お連れのムッシュが、オーパスが好きだとのことでしたので。まま、この高級銘柄と言う訳にもいかないでしょうから。ゲストも これで十分美味しいとのことでしたので。
そして2本目は、珍しいリースリングを。ムッシュのリクエストで 白のこの葡萄品種をご指名で。カビネットでは、ありますが13年の熟成を経た この長い歴史を持つ メッテルニヒの淡く 繊細な薄甘口が 飲みすぎた晩にも よろしいかと!
Sommelier R.Imamura