Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ボルドー’99

本日の出勤時の僕の革の鞄の中には、パソコンが2台にタブレットも。少し恐る恐るでもありましたが、ワインバーのマスターの鞄の中身ではないかな?手荷物検査があったら 微妙かもしれません。
取りあえず、データの移行が何とか無事に行われたかと 思われます。後は、顧客データの筆グルメが機能すれば 古いパソコンはデータだけの使用に限定出来そうですが まだまだプリンターなどに接続していないので 少しづつ!
で 昨夜のボルドー
・Chateau Rauzan Segla’99 Margaux

相変わらず、厳しい展開の1月です。それでも 同じような苦戦をされておられる業者さんもおられ しょっちゅう営業に来られるワイン商に駆け出しの彼がまたまた。昨夜は好意的な打診はなかったのですが、本日は懸案のブルゴーニュのグラスアイテムが見つかったのは 彼の努力の賜物かと。
そして、深夜にお越しの男性陣は この1月の何時もの。偶にお越しのムッシュですが本日から始まるJCさんの役員の方で。非常に気さくな方なのですが、ワインの銘柄等には正直。今回お連れの方は、ワインラヴァーで リストをしっかりご覧いただけ その中から。こんな機会が、今まで無頓着にワインを飲まれていたご常連さんの顧客の方に 本来の僕の営業理念をご理解と言うか お知りいただくチャンスにもなるもので。やはり、ワインバーは ワインの専門店ですので ワインリストの作成と内容は非常に大切なことかと!
ボルドーラヴァーは、リストの中身の見方も隔たりはありますが その中から2級の しっかりめを。以前は、この銘柄を指定される方はかなり限られていましたが色々な意味でワイン商の皆様方の営業努力等で市場の認識が変わったかな?まま、相変わらずシャネルの存在がこのシャトーのセールス・トークでは偉大な存在ですが。
がっちりとした骨格ながらも熟れたタンニンの スムースさに このワインの洗練された立ち位置を感じさせられます。奇しくも 先のお店でこの銘柄の若いものを飲まれたそうで 全く異なる世界観にこれもまた驚きかと。
ささ、今宵から先乗りの方々で祇園町は 如何な流れかな?
Sommelier R.Imamura