Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’85’78

休日は梅小路公園で子供達とサッカーにキャッチボールと汗だくに。梅雨入り前に少しだけでも家族サーヴィスが出来たことにほっとしました。それにしても毎度、この水族館が新たに併設されるように出来た巨大な芝生の公園は何時も人がいっぱいだし毎回露天なども出ていて 京都駅界隈も大きく変化をしているな。
そして以外にもまたまたアレルギーが何か出ているような?その後は妙に鼻が気になり、何の植物に反応しているのでしょう?
また、本日はお昼から買い出しに。ジムの後にシトロエンを走らせるのですが、とても混んでいて午前中から出ずっぱりで週頭から疲れきってしまった・・・。
で先週末の初めての訪問者は
・Perrier Jouet Belle Epoque’78
・Santenay’85 Louis Latour
中盤からお越しのゲストは、おそらくは中国から。英語すらお互いに?の状況でしたのですが、ままワイン好きならば大きな問題は無いかと。リストをしっかりと30分以上ご覧になられ、お選びのシャンパーニュは欠品シールに貼られたロデレールの’74で。致し方なく同じご予算で、幾つかリコメンドを。結果、致し方ないくらいのお値引になりましたがベル・エポックの’78ならば十二分なものでしょう。
世間では中国からの富裕層の方の存在を感じておられるのでしょうが、僕のカウンターでは残念ながらそんなことは一切なかったので・・・・。
そんな為、先にお越しのグラスのゲストは”なんだ観光客かと思った”とつぶやかれましたが、僕には逆に期待感がありました何故ならやはりワインリストの見つめ方でその方のワインに対するご経験は何となく見えてくるものです。まま、失礼ながらグラスしか飲まれない方にはご理解は些か難しいかもしれませんが。
そして、その後にお越しの何時ものお二人はその先のゲストの言語に反応され。マダムが中国からの方で男性は何故この店を知ったのか?聞いてあげなさいとのことで。僕自身も興味深くお願いした次第でしたが、お答えは玄関周りのワインの空き瓶に引き寄せられたと。まさに、これもまた嬉しいことです以前は東京からの方にも有られたことなのですが遂に中国からも。まま、玄関周りの客引きの為日本の方は目を逸らされるのでこんなことは無くなりつつなのですがピュアにワインラヴァーの方々に選球眼と言いますか。
シャンパーニュとワインのお味は言うに及ばずの極上の偉大なヴィンテージのふたつで。特にアネモネの’78、何をか言わんのぎりぎりの泡をコルクの抜栓時に響かせており甘美でフィネス溢れる極上かと。
熟成したシャンパーニュをご理解されるワインラヴァー正に本物の。

      Sommelier R.Imamura