Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

比較して

本日のお昼間は、自宅にお医者さんが。移転の為の借り入れが出来てしまい 万が一の場合の保険に加入すべく。で、審査の為にわざわざ 保険会社さんの契約のドクターが。まま、簡単な往診と懸案の血圧計測と 尿の検査を。無事、審査に通れば良いのですが。
その後は、郵便局に釣銭の新札の両替を。自宅近辺の橋の上で おそらくは自宅最も直近の顧客のドクターの奥様が。偶然のご依頼でしたが、知りませんでした今年が還暦のお祝いのお歳とは。ヴィンテージ’55ですね、シャンパーニュの手持ちは残念ながらのマムのハーフしか無く・・・・。
後は、ブルゴーニュの赤で アルサー・バローレのコルトンが。偉大なグラン・クリュですが、これは異常なプライスを設定させていただいており。ご提案はさせていただきますが、如何なものでしょうか?
こんなご依頼も 可能な限りお承りさせていただいておりますが お問い合わせいただければ幸いです!
で 昨夜の比較は
・Cabernet Sauvignon’11 Secquoia Grove Napa Valley
・Gevrey Chambertin Petit Chapelle’03 Rene Bouvier
お初のご利用の男性陣、縄手の店舗の時から 一度は!とのお話でしたが 移転後の今回を。色々なワイン談義に華が咲く時間でもありましたが、やはり お好みは ”しっかりめ!”とのことでしたので。ご予算のご都合もありますが、やはり安全パイはナパのカベルネ・ソーヴィニヨン。当然のようにOKなのですが、まま冒険はなく。必要以上にアプローチはしたくない場合もありましたので。ただただ、教養範囲が広く ひょっとしたら?の僕の感じる飲み頃のワインの世界観へと誘われる場合も本来では。
そこでの比較としてですが、ままヴィンテージがずれ過ぎてはいるものの 明らかに解らない訳がない この2種で。
流石のプルミエのプティ・シャペル、勿論 この位の飲み頃を意識させるヴィンテージではないと意味がないのですが。’03らしい 豊満な果実の甘みに纏まりを持つ酸が骨格を。うーん、正直グラスでの使用がもったいないくらいの贅沢なジュヴレかと。

ちなみに画像は、久々の入荷のワインが。ローヌのみですが、今回は白ばかり。
ギガルのエルミタージュ・ブラン’91’90’89とヴァーティカルですが意外な液面の結果が。照りの有る極上かと 期待大です!そして、纏まった本数をいただけたデザートワインの ミュスカ・ド・ヴニーズ、ヴァン・ドゥー・ナチュレの記載ですが’90の これまた極上かと!
新年のお勧めへといたしますが フライングもOKです。
Sommelier R.Imamura