Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ご依頼


本日のお昼間もジムに。その後は何時もよりは、かなり早い帰宅の子供たちに 今年も もう終盤にさしかかる現実も。明日からは、また子供たちの冬休みで 騒がしさが拍車をかけ そしてクリスマスへと。
それにしても、我が家の愛犬 はなちゃんは 歌の歌詞のような元気さが無く 常に寒そうにしていますが どんなものなのかな?
で昨夜も閑散としてしまい。大丈夫なのかと今年は本当に。例年の恒例の忘年会の方のご予定が決まらず非常に心穏やかではないのですが・・・・・。
そんな時の細かいご依頼ではあるのですが、これはこれで有りがたく。
・Montagny 1er’85 Domaine de la Tour
・Pinot Noir’97 Siduri Pisoni Vineyard
・Cabernet Sauvignon Reserve’94 Sequoia Grove
今年は中々辿り着いていただけない・・・・。確かにお立場的にも祇園町を歩かれると、お茶屋さんや芸舞妓さんに捕まられてしまい 以前のように僕のカウンターでおひとりで ゆっくりともいかれない現実も有られるかと。今年は本当にご利用と言うよりは、ワインのお届けに終始したような印象です。ですが、それでもそれでも資金繰りの面に於いても 個人的には助かった2月の記憶も。
何時もは もっと若いヴィンテージのものをお望みなのですが、今回は如何せん時間がなかった。蟹に合わせてとのご依頼もあられ シャブリのようなイメージをもたれていたので この’85ながらもリコルクされた やや淡さも持ち合わせたモンタニのプルミエを。こちらは6本の手持ちがあり、辛うじてのお渡しに。
赤はカリフォルニアのご指定でしたので、この2種で。いきなりのお渡しのセコイア・グローヴですが、’94でも もう大分希少でしょうから。20年の熟成で濃密さも 幾分穏やかになり 比較対象のボルドーとも対峙出来るのでは?
ラターシュの’83が、持ち込まれるそうで。その当て馬にですが、流石に難しい。ただ、このシデゥーリのピゾーニでしたら 全く別物ではあるもののピノ・ノワールの楽しさはここにも。まだまだ若さは残すものの豊満な果実の味わいに 濃密なブーケはDRCと饗宴もまた然りかな?
こちらとボランジェを6本で、豪華な酒宴が銀座の自社ビルでとは 羨ましい!

             Sommelier R.Imamura