Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’98’97’95’85

まだまだ 暑さが残りますが 出勤時は最近四条通りを。何時もは 四条通りは観光の方々で ごった返すので 1つ北側の路地を 通るのですが 車道を ぽてぽてと歩けば 四条もありかと。そして、店舗近辺の 円山公園の緑が見えてくると 排気ガスは致し方ないですが 東側から吹き降ろす風は意外に気持ちよく マイナスイオンが感じられます。そろそろ秋の気配に ワインシーズンも もう そこまで!
で 昨夜の 久々の素晴らしき 数本は
・Chambolle Musigny'95 Daniel Moine Hudelot
・Graceberg'98 Marcel Deiss
・Bourgogne'85 Nicolas Potel
・Siduri Pisoni Vineyard Santa Lucia Highlands Pinot Noir'97

中盤のお電話に 久々のお顔が。何となく?でしたが 会話が糸口に。"ヴィンテージ'55"その響きに ひょっとして?は正解で。何度かシャンパーニュブルゴーニュボルドーでも 扱わせていただく機会は あるヴィンテージですが やや若い男性陣だけでの機会はかなり限られており。大阪のウィスキーの大手老舗の彼らは 以前のフェヴレイのニュイ・サン・ジョルジュの'55は印象に強く残っています。まま、正直ワインの中身よりも 強めのお酒の業界のお話がより印象的でしたので。
今回は そんなタイプではなかったのですが それでもブルゴーニュの やや飲み頃を。ヴィンテージ'95のモワン・ユドロのシャンボール・ミュジニ お恥ずかしながら セラーのグラス対応アイテムエリアの一番上のストッカーに収めていたので 忘れておりました。順々にルロワの'03にルイ・ラトゥールのニュイ'00と 気持ちが流れるアイテムの入荷があったのも その事実ですので。まま、ですが このワインは正直 グラス・アイテムと言うよりは じっくりとぼPとるで楽しむ 上質な ややチャーミングな果実の華やかさが持ち味で。
祇園のお姉さんも 久々でしたが 今宵はロータリーさんの集まりで。そして、その中にも やはりのお馴染のお顔が含まれており。移転後月のお越しも有られ 結局は そんな架け橋として お姉さん方の存在は 無視出来ない そんな やり手の彼女かと。
ワインは意外な流れからの マルセル・ダイスの グラスベルグ。先日の'01も 素晴らしかったのですが 今回は'98ですので これまた期待以上の 綺麗な甘味に 切れ上がりの良い酸の味わいも これもまたダイスの 美しさが そこはかと。
2本目は、やや 柔らかくのリクエストを。コストの面も おっしゃられる方がおられましたが ドメーヌ名が この造り手が出てきたのも 無視出来ない状況で。ACで あれば まだご容赦いただけるかな?そんな思惑と ヴィンテージの世界観を 共有がまだ無理かな?のトライでも。そう、京都でも老舗のお漬物やさんなのですが 体格からすると やはり ピノ・ノワールではないのですよね・・・・アマローネがお好みなだけに。ただね、やはり5名でのご利用は やはり強烈にブルゴーニュ・ラヴァーも当然含まれており。お姉さんはソムリエールでもあるので この'85の存在感は 光る変化球でも有るかと。これで ポテルのACは残すところ'79のみで・・・・・。
〆は シデューリに 逃げた感も。色々なヴァリエーションも見せながら もオールドだけが 方向性では無い趣向も必要かと。まま、それでも'97なので 他店さんとは意味合いが異なりますが。明らかに芳醇さが異なり 豊満すぎる感ですが これもまた これが最ものご意見も。まま、流石のピゾーニ・ヴィンヤードは 当然かと。そして、この希少なカリフォルニアも 多数の仕入れでしたが 気が付けば自宅地下にも 残すところ2本まで 到達していました・・・・・。
Sommelier R.Imamura