Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

閑散と

本日のお昼間は、大丈夫だとは思いますが台風の対策を兼ねた買出しに。まま、大したものは購入していないのですが かさばるものは僕の担当の時も。
それにしても汗が噴き出す湿度の高さに 呆れてしまうほどで。京都は特にでしょうが、完全に熱帯化しているな。台風の影響も大でしょうが スーツ姿の外回りの皆様の御苦労には頭が下がります。
で昨夜は やはりと言いますか閑散と・・・・・。
ですので土曜日に書き込みきれなかったカリフォルニアを。
・Cabernet Sauvignon’10 16X20
・Santa Lucia Highlands Pinot Noir’97 Siduri

思い出したように ここのところは名古屋からのムッシュがご利用を。
今回はお連れの方が、しっかり目の味わいのお好みをおっしゃられたので 偶にはのカリフォルニアを。何時もでしたら、ブルゴーニュボルドーの正統派なのでしょうかね?僕のカウンターらしき銘柄が中心になるのですが、パワフルなアイテムを求められる方には敢えてクラシックなエリアである必要もないでしょうし。
今更ながらに気が付いたのですが、モダンなエチケットに描かれていたのは 葡萄の樹と芽が。黄色、赤・青の色彩にごまかされて気が付いていなかったのですが 改めて見てもアイデアは流石かと。
熟れたタンニンとパワフルな果実味は、まま当然のように お好みの味わいに触れるものです。
もう1種を考えましたが、偶にはカリフォルニアのピノ・ノワールも攻めてとしては面白味も。
やや贅沢な’97のシデューリをお開けする訳ですが、ヴィンテージがこれだけ離れてしまうと比較にもならないかもしれませんが どちらもまたフランスのエスプリとは異なるものの上質なエキス分をたっぷりと感じさせるもの。ちなみにアルコール度の表記はカベルネ・ソーヴィニヨンは15.1%でピノ・ノワールは14.1%。このアルコール感が、リッチな質感に仕上げているのは間違えないのですが。解り易さもまた 大切なのかもしれない・・・・・・。

             Sommelier R.Imamura