Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’76’76’65

休日は長男の日清カップなるスポーツ大会の観戦に。まま、何のことは無いソフトボール投げに1種目参加したものを朝から見に言っただけなのですが 直前までPKを見ていたので・・・・・。
それにしても 会の開始時間は告知されておりますが我が子の参加する時間は解らないのは本当に。
徹夜で伺い 結局 子供を捕まえたらやっと”1:00からやで!”とつれない返事でしたが。
まま、結果は参加賞のカップラーメンをいただくくらいで。中には60mくらい投げてた大人顔負けの子もいたので そらあそうだろう。
後は品が無い話ですが、それでも我が子も やっと毛が生えてきたようで。その情報は次男から漏れたのですが、そう言えば最近は日曜も犬のお風呂の為に長男とは一緒に入れてなかったな・・・・。
可愛かったのは、1年生の次男が”僕も生えてんで!”と負けじと言っていたことかな。
まま、世間様並みには成長してくれればと 馬鹿親としては。
で先週末の土曜日の極上は
・Chateau Pichon Laland’65 Pauillac
・Vosne Romanee Les Chaumes’76 Robert Arnoux
・Gevrey Chambertin’76 Camus Pere & Fils
・Almaviva’97 Baron Philippe Rothschild & Concha y Toro

非常に難しい晩だった金曜に比べて土曜日は、素晴らしいワイン達が。
前半からお子さんのキャンプを口実にご夫婦で。相変わらず律儀な方たちですが、またまたお持ちしておきましたのでご検討ください。アルマン・ルソーの方はフィーヌでした’82で、フランシス・ダローズのアルマニャックは’73です。
そんなデジスティフをキープされるムッシュはDRCの’81マールの残金を今夜で。その流れも有られて、お預かりしていた’65を。こちらは既にお支払いいただけていたのものすので何時でも。
’60年代の中でも非常に難しいヴィンテージのひとつで、個人的にも余り多くの経験がなかったような?極上のムートンはこちらのムッシュとご一緒した記憶もありますが、やはりDRCのリシュブールの’65が極上だったかな?
そんな過去のことはですが、ゆっくりと甘みは綺麗に凝縮していくあたりは流石の2級の特別なシャトーかと。ですが、やはり作柄のネガティブな点が余韻に。勿論、前半はゆっくりと 楽しき時間をお生まれ年にて。
横並びになられたドクターは今宵は2本のこちらもお生まれ年にて。久々のご接待のゲストになられるような気もですが、食品メーカーさんだったのかな。素敵なご接待にお見受けしました。
’76のアルヌーのレ・ショーム。リストに数年眠っていた1本で。優良な造り手であり、ヴォーヌ・ロマネの1級の贅沢な畑でも。ただ、大きくお勧めしていなかったのはリコルクを施されたものでしたので。勿論、素晴らしくピュアで綺麗と言う表現が相応しい1本で。リストからお選びいただいたのもドクターで、これもご縁の1本でもあり そして運命なので。
2本目のお勧めをさせていただいたのは、ホスト側のムッシュのお選びはグラン・クリュながら’00でしたので。ご予算もあられたでしょうから、プライスは当然ながらで’76から。
こちらは村名ですが、当然オリジナルのリコルクされていないもの。お好みは様々だったかもしれませんが、比較の対象としてはランクが異なりますが リコルクしているものと されていないものの違いは明確だったのでは?
これをご縁にまたまた心より。
今宵のもう一組のドクターは、何時もの。チリとは珍しい でしたがアルマヴィーヴァは正に彼にぴったりの1本と言うネーミングかな?
女医さんは中々今宵は手を焼かれていましたが、無事帰られたことを。
アルマヴィーヴァは、この’97の段階でもしっかりと美味なのですが 後10年から20年は。そんな気長にはなれないかな・・・・・・。

                 Sommelier R.Imamura