休日をゆっくりと過ごせるのは所要をやはり早く仕上げるに限る。その為、夕方には自宅で時間を持て余すと月曜の予定を少しでも前倒し出来る。子供たちを伴いながらお稲荷さんへとふらふらと。先週のお礼とこの1週間の商売繁盛のお願いをしに行くのですが、早くも梅雨明けの報に普段はあまり飲み込まない麦酒などを片手に疎水沿いを生ぬるい風に当たりながら。子供たちは、疎水の水を対象に遊びを考えつくものですが彼らの子供時代の思い出にこんなことも脳裏に刻まれていくのかな?
そして本日は早くも今年は日焼けによる顔の皮が1枚剥けてしまい・・・・。
お見苦しいかもしれません。また、相変わらずお腹の毛虫に刺されたであろう傷は痛いです・・・・。
で先週末のやはりお届けすべき顧客のところへ
・Chalone Pinot Noir’88
・Chateau Cordeillan Bages’87 Pauillac
・Andre Beaufort Brut’90
・Jacques Selosse Initial Brut
鳴かず飛ばずの前半でしたが、中盤にこれまた1年ぶりですか?東京からの顧客のご夫婦は。ナパに行かれたりと相変わらずご夫婦で楽しまれているようです。
そしてこちらには、何とかお渡ししたい1本がございました。カリフォルニアの熟成したピノ・ノワール、しかもシャローンの名指しもあるもので。以前はシャルドネをお楽しみいただきましたがこの’88は何本か抜栓いたしましたが、最後の1本を何とか何とかお渡しできたことが。やはり、お届けすべきところにワインは行くものです。熟れた果実味が濃密で。
後はグラスで!そんな思いも結局は飲み尽くされてしまい。コルディアン・バージュ’87は、これまた洗練された柔らかい味わいに昇華するボルドーの逸品。またまた、1年以内には京都にもお越しいただければ。
深夜の皆さんは何時もながら。今宵もシャンパーニュで〆られましたが、あっと言う間に自宅地下セラーにてエイジングさせていたこのアンドレ・ボーフォール’90ももう無くなってしまい。ビジネス的には有り難くも致し方ないことではありますが。自然派を謳う彼の’90は流石にひねたニュアンスをはっきりと感じさせる味わいで。お人を選ぶ造り手かもしれませんが、個人的には非常に評価すべき愛すべき造り手。
〆はセロスを。この造り手の名を何度か出されていたのに、エチケットをご覧になられても気がつかれない?そんなものでしょうが、イニシャルがもっともスタンダードなだけにやや怪訝な気持ちにもなりますが・・・・。
ノン・ヴィンテージながらも、流石にプレステージにも負けないその個性に世間の評価も致し方ない。それにしても、もう中々手が出せない造り手でもあります。正直このイニシャルで僕は十分だこの造り手は!
Sommelier R.Imamura