Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

大分、読めてしまった・・・・

本日のお昼間は久々のジムに。休館日を取られていただけに、致し方ないですが可能な限り年中無休のほうが嬉しくも思われますが。
それにしてもニュースで流れていた京都の景観問題で、看板等の規制がなされている内容を見ましたが確かに必要なことかとも思われますが 正直それ以上に相変わらずですがそれ以上に問題の風俗店さんたちの存在は見て見ぬふりなのかな?祇園町界隈の規制ももう少しちゃんと見て欲しいものですが・・・・・・。
で、そんな愚痴も出てしまうような閑散の連夜に疲弊します。そして、またまた経費ながらも出費がね。書籍も重要なデータでもあり、絶版にもなりますので早めの購入は必須かと。
”幻のワイン 世界最高級ワインと酒蔵”
フランスのシャトー経営者さんでもあり、ワインコレクターの方の素晴らしいワインセラーの豪華本なのですが凄まじいラインナップのワイン達です。蒸留酒も含まれておりますが1800年代のものも含まれており、興味深いもので。オーナーさんは現役の頃はサンテミリヨンのダッソー社で働いておられたようで既にその頃からワインとの関係は結ばれていたようです。
その内容としては膨大な彼のコレクションから100銘柄をセレクトして掲載されたもの。僕が店舗で抜栓して空きボトルが捨てられないのも同じ感覚かもしれませんが、ボトルの画像だけでも非常に勉強になるものです。そこに贋作対策などの審美眼を養うことも。
特に興味深かったのは甘口ワインを寵愛される方でマサンドラ・コレクションなども沢山お持ちで。そして最高峰のイケムの1811が。これが画像ではブルゴーニュ・タイプのなで肩ボトルに詰められているのです。知らなかった・・・・。
辛うじて同銘柄同ヴィンテージを試せた経験のある銘柄でロマネコンティ’45やシュヴァル・ブラン’47などこれもまたとても興味深いもので。ラヤスの’59、ガヤの’61、サロンとボランジェの’28、ルソーのシャンベルタン’33に伝説のマルゴー’1900など流石のラインナップです。
フランスの大切な宝物のひとつの名醸ワインを残す彼の存在はとても大切なことかと。面白いことにこコレクションの中にカリフォルニアのハーランやスクリーミング・イーグルも含まれておりどのワインもこれがまた偉大なヴィンテージばかりです。
個人的にはワインは全て飲み込みたい性分ですが、飲んでしまえば無くなるものですからね。
可能ならば死ぬまでに一度拝見させていただきたいものです。ワインの本物の博物館かな?

とは言いますが、そこまでいかなくとも希少な美味しいワインを飲みに祇園町に週末はお越しいただければ幸いです。
           Sommelier R.Imamura