Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’85!

本日のお昼間は、待ちに待ったように ジムに。何となく 汗を発散させたかった!今週初の 筋トレと有酸素ですが やはり 体がなまっていた。ですが、ここ数か月の ベンチプレスの負荷75kgは 結果が出ているようで 弱気で70kgからスタートしたのですが もう70では物足りなく。目指せ100kgです!
で 昨夜の仙台からの素晴らしきお三方と素晴らしきヴィンテージ’85は
・Pinot Gris’01 Marcel Deiss
・Philipponnat Reserve Special Brut’85
・”Y”’85 Lur Saluce

まだまだ今週は落ち着きすぎており 毎週でも京都で学会を行って欲しい・・・。ですが、そんな訳にもいかないか。
半年前からのご計画は有られたようですが、仙台からお越しのムッシュは 実は移転時のファースト・ゲストで。厳密には 他のドクターなのですが ままこの方のご予約のご準備中に 窓から見下ろすと顧客のドクターがおられて。
まま、そんなこんなで 久々のお越しのムッシュは 今宵も粋に素敵なワインのセレクトを。また、今回のお供のお二人もまた 素敵な社長さんで。同じ肩書でも やっぱり 僕とは世界観が違いすぎて 何とも情けない限りですが。
出だしは、意外なダイスのピノ・グリを。それでもヴィンテージ’01と言うのが 僕のストックの面白味かと。そうそう、思い出しました 甘美な印象でしたが 意外に開けたては ドライなフィニッシュに あれ?でしたが 気が付けば余韻も甘い 変化の大きな流石のアルザスの鬼才のマルセル・ダイスかと。
2本目も また素晴らしきシャンパーニュ。もう、シャンパーニュと言うよりも熟成したシャルドネを飲み込む勢いですが 大ぶりのグラスで花梨から蜂蜜へと進んでいく様子もまた素敵な優良な生産者のシャルルさんの面影が また記憶に浮かびます。
そして〆の1本は、こちらが見つけたか!の僕のリストの中でも重要で これは!のボトルのイグレックを。まま、貴腐ワインの最高峰の造り手のイケムの辛口の白の 正に飲み頃の偉大なヴィンテージに ’85を。しかも、先のシャンパーニュのヴィンテージと横並びで 俄然興味深く。
コルクも状態も 正に完璧でした。よく こんなボトルが 市場に残っていたものだと!信じられない。おそらくは この時代のボルドーの白の最高の銘柄かと思われる。香りは イケムのニュアンスが全開なのですが 甘ったるさは微塵も。ですが、これがまた熟成を経て 綺麗な葡萄の果実由来の甘みが まろやかに溶け込んで。日曜日に 葉巻を仕入れていて正解でした 極上の白ワイン 3本に 紫煙は 正に極上の時間かと。
微妙にお帰り際に 先日開業されたクラブさんをご紹介して正解でしたね 限られたお時間ながらも ご利用いただけたようで。中々 お若いママさんには お客様をご紹介させていただく機会は 限られていますが こちらにも可能な限り貢献したく!
いずれにしても 遠方より 何時もながらありがとうございます!またまた、1月は 来年は どうですかね?
Sommelier R.Imamura