Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

これまたボルドーとブルゴーニュ

本日のお昼間もジムに。そして暫くワイン商の皆様からのオファーを眺めていると時間もあっと言う間に。どうしても、グラスのアイテムなどは少しづつ追加で購入しておかないと在庫が難しくなります。なにしろ、グラスアイテムですら可能な限り’90年代の飲みごろのものをお勧めしたいから!もちろん’00年代のものもございますが特にフランスの名醸エリアのものは飲みごろの見極めが非常に。
そんな中、やはりこれも致し方ないのですが価格の推移は恐ろしい。先日、抜栓させていただいたアルマン・ルソーのリュショット’88がある業者さんのメールリストに。僕が店舗で提供させていただいた価格よりも高値が設定されていた・・・・・。まま、何れにしても高額な極上ワインですが。
そしてまたまたワインの入荷はブルゴーニュの赤が。’79ではデュブルイヌ・フォンテーヌのペルナン・ヴェルジュレスに’71のシャペルのアロース・コルトン。この辺りが狙い目なんだよな!お利口でたっぷりの熟成感のパフォーマンスを期待する。
で昨夜のこれまたブルゴーニュボルドー
・Chateau Petit Village’97 Pomerol
・Bourgogne Rouge’93 Michel Gaunoux
前半から先日のパーティーにて再開した嘗ての顧客の方のお越しは懐かしい昔話が沢山。これをご縁にまたまたご愛顧いただければ幸いなのですが。
中盤からは、中国からの顧客が。お話では、最近は中国でのお仕事がほとんどのようでお久しぶりになられましたが この国のワインの需要はやはり侮れない存在なのかな?
変わられないボルドー・ラヴァーには、ポムロールのその名の通りの小さなシャトーから。この銘柄もグラスでも使用可能なボトルになりますが、それは非常に贅沢かな?もちろんボトルでじっくりと飲み込んであげたいメルローの柔らかい芳醇な1本。まま、ゆっくりとビジネス・トークをされていたかな?完全に中国語で僕は意味を介しておりませんでしたが。
祇園街でもワインバーですら出入りがここ数年は。このゲストもお越しの際にあのお店の撤退をお話されており。まま、このご時世ですので持久戦もございましょうが我慢我慢の今年の前半戦です。
幾分、やはり顧客層としては僕のカウンターの方々とはスタイルは異なりますがカリフォルニアの後にブルゴーニュの繊細なスタイルも。ジェネリックではありますが、’93のゴヌーの逸品はしなやかに。酸が気になられる方もおられるかもしれませんが、少しづつ色々なワインにもトライしていただければ!そんなエゴかもしれませんが、やはり各お店の売りもございましょうから。
まま、もちろんお好みが最も大切で楽しくお飲みいただければ幸いです。

             Sommelier R.Imamura