Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’71

本日のお昼間は、売掛の回収にお茶屋さんに。お天気は最高なのですが、花粉の強烈な飛散が感じられトライアンフでは厳しいことになるだろうな?でしたので、シトロエンで。花粉フィルターなるものが付いているそうなのですが、効果もあるような?事実、出勤時の京阪では極度の花粉が感じられ今年もくしゃみ10発など早くも厳しさを。
ただただ、自宅のダイニングと店舗に設置した空気清浄機のブルーエアは効果も有るような気も。比較的、ましなのです!まだまだ、シーズンも始まったばかりですが5月まで2月耐えるしかない。
で昨夜のヴィンテージ’71のブルゴーニュ
・Aloxe Corton’71 Des Hautes Chapelles
・Pommard’71 Jean Michelot
今夜も自宅近くのワイン屋さんもご利用されているとのゲストが。色々とお話にもなりましたが、これもまた何となく僕のカウンターにお掛けになられる方々とはまた印象は変わりますね。同じワインらヴァーではあるのですが、やはりその店舗・店舗でワインの扱われ方も異なるように。上手くご縁が繋がれば良いのですが、余計な事もおしゃべりしすぎたかな・・・・・。
また、中盤にかけてはまたまた何時ものお二人が。今宵は久々に2本のボトルを飲み込んでいただけ上手いこと平行のヴィンテージをお楽しみいただけ。
今回お届けいただいたシャペルのアロース’71、早くも抜栓させていただく事になりましたがテイスティングも兼ねての使用はやはり比較的心許していただける方に。6本の手持ちの中でも1本だけはコルクがやや下がっていたこともあり、その点もこちらには甘えてしまうことになりますが。
結果的には2本ともそのキャラクターを十二分に表現すべく。
シャペルのアロースは、のっけから全開の熟成感、後半にかけてややぼったりと甘味が酸をおおい隠すスタイルにもなりましたがこれもまた好みはそれぞれで。
ジャン・ミシュロのポマールは、昨年好印象を得たリコルク物ながらも綺麗な熟成感を感じさせる使い勝手が良いボトル。1ケースの手持ちも残すところ僅かですが、どうやらムッシュにはこちらの綺麗な味わいが意外にもお好みだったようで。何時もならリコルクものを毛嫌いする傾向にもあられましたが。
珠にこんなヴィンテージを揃えて比較出来るのも仕入れの加減もありますが僕のカウンターでのお楽しみかと。
               Sommelier R.Imamura