Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’98’95

本当に凄い精神力だよな。”ヒーローにならなくても いいんだよ”と言われても金メダリストとは、19歳でも世界観が全くでしょうか。年齢も関係ないかもしれないけども、個人的にはややフェミニンなしぐさ等が苦手ではありましたが 改めて凄いアスリートだなと。親御さんは、どんな育て方をされたのかな?それにしても それでも2位になるのだから凄いな。先週末は、日本人のアスリートが大活躍だな。ラグビーにテニスに。でも、オペラ座の怪人は 彼にはある意味 ぴったりかもしれない。
で先週末のブルゴーニュ
・Bourgogne Rouge’95 Joseph Roty
・Beaune’98 Michel Gaunoux

散々な先週でした、まだまだ11月の動きは全く感じられませんが 少しづつ。
結果的には、グラス・アイテムにもなる 2種の入れ替わりのようなテイスティングにも。
福岡のニュージーランド専門のワインバーの女性の店主の方からのご紹介でのことでしたが、懐かしいな かなり以前のような気もしますが 今宵のゲストがご紹介を受けられたのが最近と言うことなので覚えていただけていたのも嬉しきことですが。その方が 飲めなかったワインがリストの中に有られたそうですが 一体どの銘柄だったのかは?記憶になかったのですが。
深夜にお越しのドクターは、一度中抜けされたのですが再度 お近くのバーのマスターを伴われ。祇園町で40年以上営業されているそうですが、知りませんでした ただ非常に珍しいお名前のお店なので覚えましたので機会がありましたら。
ヴィンテージもそうですが、格が異なりますので横並びでは比較はすべきではないのですが 好みが分かれる 二つのブルゴーニュ
’95のACのジョセフ・ロティは、そろそろ手持ちも無くなりそうです。ジュヴレの造り手のジョセフ・ロティらしく やや酸の密度の高い酒質ですが 20年近い熟成で纏まりが持ち味かな。そう言った意味でも これまでの夏場の赤ワインとしても重宝したのは事実かと。
これからのグラスアイテムになる、ボーヌのミシェル・ゴヌー。以前もポマールなどを、グラスで使用しておりましたが やはりこの辺りに好みが表れます。使い勝手もさることながら、やはりアペラシオンの特徴も良く出ており。南のエリアらしい ぐっちりとした甘みが酸のレベルを穏やかに感じさせます。勿論、そろそろ’98も飲み頃の域にも近づく段階なのでしょう。深夜の やや年配の男性陣にはご好評で。まま、確かにグラスで ブルゴーニュが複数の選択肢を与えられるお店も そんなには沢山はないでしょうから おっしゃられることも解りますが 結局 口開けのボトルは全て飲みましょう!とおっしゃられる辺りは粋なドクターで。実は僕の親父と同い年とは、御見それしました。    Sommelier R.Imamura