Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵もマグナム

本日のお昼間は、またまた食材の買い出しに。ミニを走らせ、フロマージュに添える巣蜂蜜を。ついでに色々と買ってしまうのですが、シャンパーニュに合わせるフレッシュのラズベリーや個人的にいただく一保堂さんのほうじ茶など気がつけば中々の価格になっております。まま、ほとんどが巣蜂蜜代ですが。それにしても平日でも流石に京都の秋は観光明日の影響もありますが渋滞が凄いな。
で昨夜のマグナムは
・Chateau Camensac’96 Haut Medoc
・Veuve Clicquot Ponsardin Trilennium Reserved Cuvee’89 15t00ml
・Moulin−A−Vent’89 Chateau des Jacques Louis Jadot 15t00ml
・Volnay Santenots’85 Coron Pere & Fils
何とも閑散な週初めに諦めムードもございましたが、日付が変わる頃に葉巻屋さんが飲み友達のように。差し入れでいただいたのは、生肉の名店のあちらさんのテールの煮込みで。何時もながら濃厚な味わいに完食してしまいましたが、赤ワインが欲しくなるもので。
’02ヴィンテージをグラス・アイテムで使用中ですが、切らしてしまうと致し方なく’96をお開けした旨に。柔らかく熟れた’96のオー・メドック、まま悪くないボルドーも。
深夜の久々の皆さんは今宵も結局マグナムを2本。
’89に合わせることが今宵も出来ましたが、現状はこの辺りのヴィンテージが現実的かな?それでもマグナムは中々市場にも品薄で。
ヴーヴ・クリコの懐かしいキュヴェですが、これもまた一段と綺麗に熟成の段階を経ており。お一人のお姉さんはNVのシャープなシャンパーニュがお好みのようでしたが、ままそちらはお店でもお楽しみいただけるでしょうから。
ヌーヴォー解禁で3Lのジャドの’12はもう使い切りましたが、このムーラン・ナ・ヴァン’89もガメイのヴォージョレです。もちろんヌーヴォーではないですが、こう言った銘柄がボージョレのポテンシャルを見せつけてくれるものでブラインドではピノ・ノワールにも見紛うもので。
何時ものムッシュは今宵は珍しく男性も伴われ、その為テーブルのお席にお誘いさせていただき。コロンのヴォルネイのプルミエ’85は土の香りも鼻に抜けながら果実の芳醇な甘味が噛み締められ。
〆のグラッパもまた強く肝臓を刺激しますが、先のゲストも最後まで残られムートンのオー・ド・ヴィーも啜りつつ気がつけばの時間だった・・・・・。

                      Sommelier R.Imamura