Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュの特別

休日は近所のお花の市場のお祭りへ。場所柄なのでしょうか?少し閑散とはしておりましたが、自宅の近辺に於ける施設の存在も知れて良い機会に。久々に車での行動ではなく歩きでの散歩感覚も悪くは無く。
さて、6月は前半に意外に山が有るかと思いましたがそれほどでも。ただ、銘柄だけは相変わらず素晴らしく
・Barons de Rothschild Brut
・Santenay’99 Camille Giraud 1500ml
・Chateau La Croix de Gay’94 Pomerol 1500ml
・Lanson Red Label Brut’69
・Moet et Chamdon Brut Inperial’43 365ml
・Alain Robert Reserve’82
何時ものムッシュは芸妓さんのお座敷の脱出の口実に。最近リリースされたばかりのロートシルト家のシャンパーニュを。ノン・ヴィンテージのこの銘柄は、穏やかながらも彼らのビジネス拡大への序章かもしれませんが。
ゆっくりの気持ちを切り替えていただけた11名様のドクターの皆様、比較的若い先生方が多かったのですがニュースを賑わす医師不足に彼らの成長も期待したく、世間的にも個人的なビジネス的にも・・・・・。
でマグナムを2本。そえにしてもマグナムをこれ程仕入れても次々は嬉しい悲鳴です。やや、ごり押し感もございますがやはり華やかな状況に。
近年、評価を上げるカミーユ・ジローのサントネイ・ブラン’99。白のマグナムの必要性も改めて。十分な果実味にムルソーとも見まがう。
色々と言われてしまうこのとても小さなシャトーながらも今回の’94もマグナムならではの重厚感とメルロの濃密な甘みが白とのコントラストを強く。
そしてシャンパーニュのオンパレードのような。今宵、お誕生日のマダムはヴィンテージ’69で私は連日の’69のシャンパーニュを。ランソンの瓢箪型のボトルのこの1本は昨日のアルフレッド・グラシアンよりもより濃密で熟成を極めたような。シャンパーニュ通にはたまらない夜半のスタートで。
足りられる訳の無い、この1本に無理難題もございましたがモエのハーフながらも’43。ボトルを持ち帰られたので忘れてしまいましたが、創設200周年の記念ボトルだったような?エチケットはぼろぼろでしたが。 
つづく