Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’91’76’69

本日のお昼間は郵便局に。失礼ながらも投函の行為が遠く請求書を作成しながらもお出し出来ていない不精な自身に嫌悪感も。急ぎながらも速達でお出しする限りでしたが、もうひとつの速達は広島の甥っ子の誕生日のお祝いも遅れてしまい。唯一の血の繋がる姉の子供ですので遅れてはいけないのですが・・・・。ごめんね。
で昨夜のブルゴーニュのオールドは
・Meursault Rouge’91 Yves Boyer Martenot
・Santenay Gravieres’76 Paul Chapelle
・Santenay’69 Joseph Drouhin
前半から久々の京都の名士の男性陣が。まま、20:30には綺麗どころへと流れていく時間潰しでもありましたが。お坊さんにタクシー会社にコンピュータ関係とコーヒー屋さんと変わられないお元気な方々ですが、コンピュータ関係のムッシュは京都でも著名なワインラヴァーの社長さんの実弟の方だけに非常に色々考えさせられ。
ムルソーの赤は白同様にミネラルを主張するスタイルですが、’91はブルゴーニュでも今まさに愛らしさが全開です。僅かな時間ながらもこの後はサンテミリヨンのベルリケ’97も飲み干され、意外ながらもロマネ・コンティのネタで盛り上がることでしたが。
中盤から意外なと言いますか、随分おぼこい感じのお嬢さんがたのお越しもありましたがご近所のレストランさんで勤務されているようで。毎月ポスティングさせていただく葉書をご覧いただいていたようで。
後半は久々のこちらもお坊さん。20本のブルゴーニュ・オールドのクーポンを半分以上ご利用いただいたことになりますが今宵も2本。また、お土産にカナダのアイス・ワインも。これが本当に嬉しい。購入すると非常に高価なアイテムですしね、ピュアな甘さが持ち味の甘美なハーフボトル。
意味ありげなサントネイの熟成でしたが、’76のシャペルのグラヴィエール。予想はしておりましたがやや土臭い表情が感じられましたが次第に甘味が支配し始めます。
やはりと言いますか、ほとんどはマダムと僕が飲み干す形でしたが〆の’69は以前の抜栓の1本はややピークは過ぎた印象で。今回も状態は同じ表情ではありましたが、’76の後だとこの’69はプルーンのような味わいが心地よく見えてまいります。偉大な’69は流石の長い生命力を。

               Sommelier R.Imamura