Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’02’83’71

本日のお昼間は、コンビニでコピー機と。コピー代だけでも¥800−くらいかかったので戴そうなものかと。まだ、残りのものがあるので明日もコピー機にお世話になりに行きますが 何かと必要な時期なのです。
で昨夜の久々のフランスの銘醸ワインは
・Gevrey Chambertin Clos des Varoilles’71 Des Varoilles
・Chateau Rol Valentin’02 St Emilion
・Santenay Gravieres’83 Paul Chapelle

今更ながらに思い出しましたが、3年ぶりくらいだったようです お越しになられたのは。そしてその間にもお電話はいただけていたのですが お煙草の環境で敬遠されてしまったのも有られたことが。お電話ではっきりと煙の有無を問われたので。今回は、そんなお話は最初はなかったのですが 途中からその事態に どうしようも無かったのですが。関東エリアでは、本当に町レベルで難しいようで 酒場の有り方も問われるようで。
ブルゴーニュのオールド限定でしたが、結局ヴァロワイユの’71を。この銘柄も確か これで最後の1本を自宅地下セラーに残すのみになったかと。未だに力を残すところが偉大な’71のポテンシャルではありますが、プルミエの素性もまた感じさせられます。
合わせてお持ち出しになられた、ジャン・ミシュロの’66のポマールもまた 希少なヴィンテージがリストから消えていきました。’66のブルゴーニュの手持ちは無くなったかな・・・・・。
今宵、二度目のお越しは 有り難く。深夜までお元気なお姿ですが お姉さん方も おそらくはこちらのムッシュとは穏やかなお気持ちでも有られるかな。
ハートのエチケットを伴う右岸の しなやかなメルローのモダンなスタイルに今宵も。ただただ、やはりボルドーの’02は 最近のブルゴーニュの2000年代前半のものに比べると どうも硬さは否めないか。これでグラスでも使用していたロル・ヴァランタン’02は終売です。
未だ伺えていないことにお叱りも。祇園街でお食事屋さんを営まれるお姉さんも 開業から1年を過ぎられたようで。流石に営業時間は僕の方が完全に長いので 時間は中々お取り出来ていないもの事実なので。何れお時間も出来ることもですが、その際は必ず。
ポール・シャペルのグラヴィエール’83は、正にこんな時にその活躍が。やや、果実の濃縮度には欠けるところもありますが やはり愛らしいフランボワーズの味わいに 円くなった酸の優しさが深夜の肝臓にも染み渡ります。

           Sommelier R.Imamura