Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

まろやかな・・・

本日のお昼間も週3ノルマを果たすジム通いへ。変わらない京都の強烈な暑さながらも中々減量には機縁しないながらも、昨夜のワインを絞り出す発汗は気持ちよく。
しかしながらもこちらの契約ジムなのですが、やはりバイク・マシーンに添えられるテレビは未だ地デジ対応にも対処出来ず辛うじて大型テレビを添えつけるに至ります。今は高校野球が興味深いですが、最近引っ張り出した I Podで音楽を聴きながら。意外に1曲5分ほどの曲を聴きながらだと40分の所要時間のバイクを漕ぐ時間も心なしか早く感じます。
ちなみに運動時の音楽としては賛否はあるでしょうが、イタリアの盲目のテノール歌手のアンドレア・ボチェッリ 好きなんだな・・・・。
で昨夜の まろやかなワインは
・Chateau Bellegrave’99 Pomerol
・Chateau Le Bon Pasteur’79 Pomerol
・Chateau Smith Haut Lafite Blanc’97 Graves
意外に前半からお料理などの対応に追われながらも、お約束通りのシャンパーニュのお持ち出しも。先日のデュヴァル・ルロワのキュヴェ・ド・ロア’90は残すところ後1本になりましたが、相変わらず’90は偉大なシャンパーニュに成長する契約書を交わしたようで。
後半はらしいゲストのお客様筋でしたが”まろやかなワイン”うーん、ままリストのご覧になられ方とワインへの見識からも大体のボトルあたりのご予算は見えて参ります。で、合わせて”シャトー”と言う表現も添えられていましたのでカリフォルニアにも逃げれない感覚が僕には。
ですので、ボルドーの中でも比較的若めのメルロー主体の銘柄を。
ポムロールにもベルグラーヴってシャトーが有ったんだ?そんな思いもございますが、流石に近年のこのエリアのワインは全体的にその品質の底上げが著しく濃密で。
”もう少しだけまろやかな他のボトルを”そんな2本目のご指示でしたが、今度は、ひょっとしたら柔らかく熟成したボトルの方が理解されるかも?そんな何時もの勘違いをしながらのロラン家所有のル・ボン・パステゥール’79を。個人的にはやはりこの位の熟れた質感が好みですが、如何だったのだろう?まま、この時点で飲み込む展開は色々な欲望にも変化されていたでしょうから・・・。
〆は久々のムッシュでしたが、1杯だけとのことでしたが結局ハーフを相変わらず甘えてしまい。
ここも、はっきりとそのクオリティを上げた姿が見える’97のほとんどがソーヴィニヨン・ブランで仕込まれる白ワイン。個人的にはこんな白のトロリとしたワインこそ”まろやかさ”を感じさせられますが・・・・・・。

                    Sommelier R.Imamura