Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

辛うじての NV’98

本日は完全に徹夜の状態で。それもその筈、子供たちの運動会に。今年で兄弟揃っての運動会は見納めになるので、両親も広島から朝一番で。その迎えに京都駅まででしたが、ややアルコールは残っていたかも・・・・・。
6年生の長男は、やはり6年生なりの姿が 同級生達といると改めて解るもので。1年生の次男は、こちらも改めて 彼より身長の低い児もいるのですが まま まだまだ おぼこい 感じの1年生で愛らしさが漂います。
また、しばしの休憩に自宅に戻った際に配送の方とすれ違い。ワインのお届があった筈でしたので、タイムリーなすれ違いでもあり。
そんな本日の入荷は、今日も1ケースで。
今回は色々で シャンパーニュは、モエの’92のロゼに’88のボーモン・ド・クレイエールのノスタルジーが3本。また、’83のポメリーと’73のクリコとハーフのローラン・ペリエ’64まで。
ローヌの逸品は、シャプティエのコート・ロティ’92を3本にジャブレのエルミタージュ・シャペル’79を。
そしてボルドーのハーフを1本だけ、カロン・セギュール’89と言うことで。
中々贅沢な銘柄ばかりですが、年末に活躍を期待させます!
で昨夜の辛うじての週末の晩は
・Louis Roederer Brut Premier
・Chateau de Chambrun’98 Lalande de Pomerol

相変わらず、もう今週は完全に破たんか?そんな展開ではありましたが、後半にこれはやはり祇園町のお姉さん方に救われることに。
まま、穏やかな流れながらも久々にお越しのお姉さんには 嘗てお付き合いされていたムッシュのその後についてお尋ねされてしまいましたが そうだよな・・・・久々にお越しになられて その後のご関係についても中々存じてもいないもので。まま、それでもお二方ともお元気で再びお店の扉を開いていただけたことに嬉しくも。
結局、グラスからボトルになったルイ・ロデレールの旧ラベルの やや熟のシャンパーニュ。NVでもある程度の熟成が認められる証明にもなりますが、うーん グラス・アイテムのボランジェの仕入れを やや抑えてこの 稀有なボトルで凌ぐような形かな・・・・。
こちらも飲み足りないご様子のお姉さん。何時もながら他愛もないお話に終始するのですが、これもまた僕自身も ほっこりしてしまうので 気を許すような形でも。
ポムロールと言う表記に思わずでしたが、良く考えれば ラランド・ド・ポムロール・・・・。ああ、何時ぞやのワイン雑誌で取り上げられていたなと 直ぐに思い出すのですが こんな衝動買いもまたソムリエとしての経験値をあげる一助にもなるかと。
限られた優良な生産者がいるものですが、やはりメルローの完熟具合が 幾分・・・・そんなシャトーかな?優良年の’98だけに期待もしておりましたが、十分な果実の凝縮感の裏に かすかに感じられるピーマンのフィニッシュが。メルローの気になる点でもありますが、もう少しでも熟成時間が その味わいを消し去ってくれることを期待して残り5本のボトルは自宅地下セラーにて静かに眠りにつくことになりそうです。もう少しもう少しではあるので・・・・・。

            Sommelier R.Imamura