Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

快勝ながらも

本日のお昼間は暑苦しさに一度目が覚めてしまうと寝付けなく早々とベットから。勢い自宅ベランダ・ビニール・プールでもう一度寝ようと試みましたが意外に日差しも穏やかな時間帯もありましたので買い出しに。
曇り空の中ながらも久々にトライアンフのエンジンをキックして。巣蜂蜜と最近のお気に入りのホワイト・アスパラのピクルスを切らしましたので京都のど真ん中を。そう言えばあそこにも大きなビルが建ち改修中だったな。確かあそこにも世界的な高級ホテルが参入予定だったような?前向きに良いことかもしれない。
宇治川の花火とサッカーに圧された昨夜の晩は
・Chateau Ferriere’93 Margaux
嬉しくはないのですが、それでも日本代表が気持ちよく韓国に勝てたことには喜びで。それでもあの危ないシーンが全てゴールに繋がっていたとしたらどうなっていただろう?
流石に閑散だった、サッカーが終わると久々の何時もの芸妓さんのお越しは正にそのものでしたが久々にお顔を出されたドクターは完全にお疲れモードで。
何時ものボランジェでは無く、テタンジェの御指定もありましたのでハーフボトルを。しばしの時間ながらもボランジェとはまた異なるスタイルながらも、先日のポール・ロジェにこのテタンジェもバランスの良いエレガントさは嫌いじゃないな。
深夜のムッシュは、ほんの少しながらもお肉の差し入れを。軽く焼いてどうぞ!でしたので、ボルドーを合わせてみました。
先日のシャス・スプリーン’94の憂いは流石グラン・クリュ!のフェリエール’93に晴らしてもらえ。ボルドーの左岸の特級の中では非常に生産数も少なく、あまり手に入りにくい銘柄の印象でしたがここ数年はオーナーさんの交代などでちらほらと。この時代の正にフランスらしいグリーンを基調とした紋章をあしらうエチケットは個人的に好みのスタイルで扱う気持ちも盛り上がるものです。
まだまだ、元気なカベルネ・ソーヴィニヨンの強固さを残しながらも少しづつ熟れた味わいを表現しほろ苦い余韻に正にボルドーに臨む味わいを。

                   Sommelier R.Imamura