Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’85’86

本日のお昼はと言いますか午前中から忘れておりました、次男の幼稚園の参観日。這うように起きましたが、次男”彩人くん”は相変わらずで。
唯一の成長が見られた点は、4月には名前を呼ばれても”はい!”すらでしたが今回は元気に手を挙げて応えておりましたので嬉しくも。ただ、その後は僕や長男”青龍”には見られない奥ゆかしさばかりで歌も歌わずお遊戯にも参加せず・・・・・。今年の夏の運動会なんかは、きっときっと大変なんだろうな。覚悟しとこ・・・・。
そそ、そう言えば残念ながらほとんど機能していないかもしれませんが多分10年以上使用している鉄製の玄関の看板の盾が遂に破損直前で。他店の呼び込みの方々に塞がれてしまっている感もございますが、新たな看板に使用出来るものを探さないと。自作も考えてみようかな。
まま、それ以上に頑丈に作られていたとは言え10年も持ってくれればの感謝感謝のものだねでしょうか。
で昨夜のこれまた水を差された感の週末の晩は
・Corton’86 A.Noirot Carriere
・Bourgogne Rouge’85 Jacques Cacheux & Fils
激しい雨の晩だったかもしれませんが、先週末も同様だったかな?非常に苦戦を感じさせられ。
ご利用が有難くも1つ星オーナーのあのムッシュと共通にお世話になる税理士さんのお越しにも貸し切り状態では・・・・。まま、中盤の久々のお話の時間にもなりましたが。
お恥ずかしながらもこのネゴシアン、初めてじゃないかな?情報も個人的には拾えていないもののこれもグラン・クリュ。熟成した’86は、やはり侮れず。おそらくは3線級とも言われる評価ではないだろうか?このネゴシアンですが、特級は特級の香りがあるものです。華やかな薔薇のブーケが拡がりながら滑らかな甘みは上質なブルゴーニュのそれで。
何とも珍しい、何時ものムッシュとは異なる方にしかも深夜も閉店を考えていた時間帯でもあったので。ワインの銘柄の対応に戸惑いましたが、何時もと同じくらいで問題ないようでした。やや、穏やか目にはさせていただきましたが’85のジャック・カシュージェネリック。完全に酔いも回り始めておられた様子は何方が見てもでしたので、やや酸が感じられるピークは下り坂に差し掛かりながらのこのノスタルジーは徐々に噛みしめる美味しさ。
ワインならばこのカウンターで!そんなお言葉に嬉しさでしたが、そんなご評価にも驚きましたが。

                 Sommelier R.Imamura