Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ディジェスティフ

本日のお昼は、変わらず週3のノルマのジムに。その後は、ゆっくりとアフタヌーン・シアターなるケーブルテレビで映画を。アビエイター、ディカプリオが演じる破天荒な航空機に夢をかけた男性の人生を綴ったもの。
何度も事故を経験しながらも自身が飛び続ける姿にも共感は得ましたが、個人的にも特にアクターとしてのディカプリオは演技も上手になり好きな俳優の一人です。年も経てこれからも非常に楽しみで。ちなみにお昼のワイドショーで、パパラッチに追われていましたが意外なことにBMWのミニに。確かプリウスだったような?まま、何台も持ってるか。
で昨夜の難しい晩は
・Chateau Cantenac Brown’03 Margaux
・Armagnac Vieille Reserve Selection par Lafite Rothschild
・Grappa Luce Marchesi de Frescobardi
中々出来の良かった晩の次は、上手くいかないもので。閑散とお待ちし続ける時間帯ではありますが、ままそこがウェイターなる語源なのでしょうか?
深夜のもう飲めない!そんなお越しの久々のムッシュでしたが、やはりお目当ては紫煙も求めて。
マルゴー村のしなやかながらも豊満なヴィンテージ’03の味わいに、もう最終の1本ではありましたが。
〆の1杯には、極上のラフィットがリリースするアルマニャックを。この銘柄は彼らが仕込むものではないようですが、彼らのセレクションによるものではっきりとエチケットにも。
色調からも十分な熟成はイメージされます、滑らかなアルコールのトロリとした甘みに当然ながらのシガーの欲求は加速します。
おまけのグラッパは、これも上質です。ある顧客の方がお持ちになられたのですが、樽熟していない粗い不味いグラッパを!そんなリクエストに臆しておりましたが、そんな中持たれた1本でした。
ところがこのフレスコバルディのこの1本は確かに樽熟はしてはおりませんが・・・・。
こちらも多少の熟成も経ており、上質な葡萄を利用した甘みの際立つゴージャスなデェジェスティフです。個人的にもサシカイアとこのルーチェは特別なグラッパと位置づけておりますが。もちろん、ムッシュもご納得の美味いグラッパと。

              Sommelier R.Imamura