Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'00'77

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本日は、筋トレ。しとしとと降りますな、まあ 屋内でのトレーニングなので構いませんが 開いた大ぶりの薔薇の花に雨水がたまり 1本折れてしまっていました。数本は摘んでダイニングに。欲を言えば店舗に持ち込みたいのですがねえ。素晴らしい芳香が漂います。

で 4月の最終日にありがとうございます!

・Roger Brun Familiale Reserve’00

・Meursault Blagny’00 Louis Latour

・Santenay’77 Des Hautes Cornieres

・Valpolicella’94 Allegrini

我が家の次男が、17歳になりました。確か?’07なので、間違えないでしょうが 行動面では当然なんでしょうが まだまだおこちゃまで。何とか身の回りのことがなあ、ソツなくこなせてくれればなあ。まあ、とは言え 健康なので感謝しないと。

新たな メンバーを加えてのお越しに 最初はおや?とも思いましたが、状況を鑑みると そうでしょうねえ。完全に金髪ではないですか!まあ、似合っておられるので若いお嬢さんは華があります。

そんなヴィンテージは2000年でしたので、今宵は。

ロジェ・ブリュンのファミーユ、このボトルは エチケットは無くボトルにプリントされているので予想通りのお持ち帰りになられたので我ながら良きセレクトだったのでは?若干の酸の若さは感じますが、大ぶりのグラスに注ぐと泡は弾けて 少しづつ まろやかに。ミレニアムかあ?響きが良いなあ。

スタンダードな印象のルイ・ラトゥールですが、このあたりのムルソー・ブラニは印象が良かったので。何時もであれば、より熟成を経たものを抜栓させていただくのですが 偶にはこの手の一般的に美味と感じていただけるものも 翻って。とろみの果実で、先日のコルトン・グランセもそうでしたが 物凄く大ぶりな果実ではないものの 安定した美味しさが有るんだけどなあ。手が届きやすいオールドが有れば、可能な限り仕入れておきたいのですがねえ。

全開同様お疲れが溜まっておられるようで、やや ネガティブな印象も?でした。珍しく赤ワイン?でしたので、結局今宵もお連れのバーテンダーさんのヴィンテージを。中々、そろそろ手持ちが枯渇し始めたヴィンテージですが このオート・コルニエールのシャペルはとても印象が良かったので、セラーの奥にしまい込んでおりましたが ままこの機会に。ベルガモットの香りが華やかで、本当にこの作柄が難しかったとは?とも感じる一瞬も。余韻の儚げさが、その正体を物語りますが 若いブルゴーニュばかりを試されておられる方には 騙されたと思ってトライして欲しい熟成かと。

紫煙を上げながらの ついでのヴァルポリチェッラ、どうでしたでしょう?賛否が若干別れましたが、そうですねえ 確かにやや進んでいる!とのご意見も有れば また いや意外に落ち着いてきている!そんなプロの方のご意見もまた参考になります!

残り2本ですので、後は顧客へのもとに。

そして今宵のバーテンダーさんも 独立への道へ。当然のように金融機関さんへのアプローチを為されている段階のようです。また、祇園街にお店が1つ増えますが ご縁もありますので是非とも共存をしていけるように 頑張りましょう!

またまたです。

Sommelier R.Imamura