Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’92’83’79

休日は選挙に。我が家の選挙区は候補者は4名でしたが、僕の支持者は政党は支持しませんが投票いたしました。ですがですが、選挙前の不穏な下馬評通り彼は今回は落選となり。こう考えると政治家の皆さんも中々因果な商売かと思われます。
その後はまたまた電気屋さんに新しいパソコンの初期設定にまだまだ苦しんでおりまして。結局お願いすることになりましたが・・・・・。
で先週末のこれまたトラブルを抱えてしまった晩は
・Taittinger Collection’92
・Chambertin’83 Jean Louis Trapet
・Corton Clos de la Vigne au Saint’79 Louis Latour
前半からだらだらと時間が流れていましたが、中盤から何時もの展開に。
久々のドクターでしたが、今宵はやはり忘年会の流れで。どうやら、お取引先の方と抜けてこられたようですが やはり色々と職場での軋轢はどこも有られるようで。まま、僕は個人的にはそんなことが苦手なので一人で営業しておりますが・・・・。
そしてシャンパーニュの極上を。’92と若いヴィンテージながらも流石にこのコレクションは、芳醇な蜂蜜様の香りが艶かしく。上質な味わいは何時も通りの安心感で。
後半にかけてのドクターの皆様も忘年会のようで。その流れではありましたが、申し訳なかったのはお上着の間違えがあられ。中々お預かりすることが、出来ていないのも私の問題ですが年末ですし やや酔われたムッシュは他のゲストのお上着を。観光でお越しの東京からのゲストには非常に申し訳なく。日曜日に奈良県からのゲストから間違えられたお上着は見つかりましたが、非常に申し訳ございませんでした。
そんな酔いを誘ったブルゴーニュは、コート・ド・ニュイとコート・ド・ボーヌから2種の赤のグラン・クリュを。
いぶし銀の造り手のジャン・ルイ・トラペの’83のシャンベルタン、吸い込まれるようなルビー色の肉付きの良い特級は透明感が持ち味かと。しなやかな線は、ご理解いただけたかな?
2本目はコルトンを。’79のルイ・ラ・トゥールはコルクに手間取りながらも、こちらも安心感の造り手です。先日の’47のシャンベルタンもそうでしたが、かなり熟成したものでも存在する可能性を感じさせるネゴシアンでもあります。
ボーヌのエリアらしく、繊細ながらも甘いコンフィチュールのようなグチっとした味わいが感じられる。
                      Sommelier R.Imamura