Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Pavillon Blanc du Chateau Margaux’92

本日のお昼間もジムに。そしてその後は、昨夜のお話が気になり自宅の地下セラーにてワインをお探しする次第で。
イタリア・トスカーナの逸品のサシカイアなのですが、中々市場にもたまがなくなりお困りでしたので。個人的にはリストには’82だけですが、その後のために’89のストックとエージングとして’02’99が確かあったかと。掘りだして掘り出して、全て見つけましたが結局’99をお渡しすることに。ちなみに’02’99は長男の誕生と結婚のヴィンテージで買っていたもの、やはりこんな感じで手元から無くなっていくのも致し方ないか・・・・・。
で昨夜の白ワインは
・Pavillon Blanc du Chateau Margaux’92
中盤に久々のお越しのムッシュは、今宵も引きつれての感じでしたが 相変わらずビジネスもおきばりのようで。前回お越しの際は和牛の取引を始められたようでしたが、こちらは完全に縮小されたそうで本業のお車が好調のようで。
そんな中の紅一点のマダムは’92でしたか。赤ならば’92も?手持ちもあったかな、でしたが白はどうだろう?の感じでしたがございましたね偉大な銘柄が。
選択肢はボルドーブルゴーニュから1本づつで、ちなみにブルゴーニュはコシュ・デュリのブルゴーニュ・ブランながらも このエリアの白の当たり年なだけに白亜の城のマルゴーよりも高額になるのです。
ですので今回はソーヴィニヨン・ブラン100%の貴重なボトルを。先日の’80も興味深い熟成を表現しておりましたが、この’92は緩いヴィンテージながらも完全に良い意味での飲み頃に。ボルドーの白は評価がさまざまですが、個人的にはこの白胡椒の香りがエキゾチックでスパイシーながらも程よい甘みは熟成にて感じられるものかと。
そして深夜は、嘗ての部下のソムリエさんでしたがジョブロのブルゴーニュ・ルージュ’90を。懸案のサシカイアもご準備しておきます。
                        Sommelier R.Imamura