Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’73

本日のお昼間は、散髪に。この季節は特に限られた時間の中での個人的な時間ですので、やや睡眠時間を減らしての。ゆっくりと休みの日に行きたいものですが、休日は天候が良いと散髪に時間を取られてしまうのはもったいなく・・・・・。
曇り空のもとではありましたが、意外に調子良くトライアンフのエンジンも。月に1度くらいではありますが、もう15年来くらいになりますかね?缶コーヒー片手に気が合う床屋のマスターとしばし生産性のない話に。
で昨夜のお約束のヴィンテージ’73は
・Clos des Lambrays’73 Cosson
・Chateau Lynch Bages’73 Pauillac
・Henriot’96
・Chateau Grand Mayne’97 St Emilion
前半は何か取り留めのないお話のゲストに躊躇する瞬間もございましたが、中盤から久々のドクターが。相変わらずの”陰謀説”の話題に話術の巧みさも含めて飲んでる席では非常に興味も増します。
気が付けば2本のボトルでも足りないくらいの。
ポール・ロジェのハーフもあっという間にランブレイ’73を。個人的には大分ひねてきてるな、コーヒーのような味わいにも感じられ有る意味個性的でもありこれはこれで面白味も。コソンの所有する時代のエチケットもまた現行とはかなり異なり時代を感じさせられ。
折角なのでボルドーも’73にて。5級とは言えこのランシュ・バージュの出来は非常に良くブルゴーニュのランブレイよりも理解が可能かな?まま、世間的な評価通りかもしれないけでも実際は好みは色々で。
前回もご一緒の芸妓さんとシェフは。ボルドー好きは相変わらずでしょうが、飲みっぷりは素晴らしくお相手出来ない状況でもボトルからガンガンお注ぎいただく始末で恐縮ではありますが流石のバイタリティーかと。
アンリオは、程よい熟成感を施しながら贅沢なアペリティフに。何とも失礼ながらも、星を持つシェフにお料理を提供させていただくのには抵抗があるもののフロマージュとサラミで安堵致しました。
気が付けばグラン・メイヌは空ボトルに。

                  Sommelier R.Imamura