Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

極上のヴィンテージ’78’70’42

本日のお昼間は、花粉の症状がきつく・・・・。鼻は、薬の効果で 全くではないですが随分変わらず よろしく。ですが、目が異常に痒く。真っ赤な兎目に為っておりますが 店舗に出向くと 幾分症状も。アルコールの状況も有るかと思いますが 週頭から有難い飲み込み料ですので その影響も有るかな?
で 昨夜の連夜の極上の シャンパーニュと ボルドー
・Perrier Jouet Belle Epoque’78
・Chateau Pichon Laland’42 Pauillac
・Chateau Lafite Rothschild’70 Pauillac

連夜の 大陸のゲストを伴われたムッシュは、今宵もアペリティフではありましたが 3本を飲み込んでいただけ。
出だしから、極上のシャンパーニュベル・エポックは 流石の偉大なヴィンテージの’78を。泡は辛うじての残りかたでしたが 完全に甘みを湛えたシェリーのニュアンスに これでもう 今宵昇天の心地に為るもので。エミール・ガレのボトルに貼られるエチケットには 5つ星が輝いております!
2本目は、意外なボルドーに。東京でも色々と飲み込まれておられるようで オールド・ボルドーの世界にも見識が。
その中での選択は’42’40’59の中からの’42を。2級格付けの中でもトップの素晴らしい品質を誇るシャトー・ピション・ラランドは開けたては やや進み気味かな?でしたが、時間と共に ぐっと果実の甘みが昇華していき ポート様のニュアンスが雰囲気で。
エチケットのデザインも時代と共にで、この’42はヴァン・ド・ピション・ロングヴィルとも記載されており。正にノスタルジーの1本かな。
〆は 久々のボルドーの格付けに筆頭を。もう 中々飲み込めないであろう 正にボルドーのフィネスを感じさせてくれる可能性の最大の銘柄の シャトー・ラフィット ロートシルト。ヴィンテージは’70で 正に飲み頃のピークで 優美の言葉がぴったりの 極上のボルドーのひとつかと。
しなやかで 艶めかしく 柔らかい余韻の味わいは 強さだけを求める方々には理解されないでしょうが これが正にかと。
有難い限りの連夜のご利用ですが またまたリストの希少な逸品が消えていきました。
またまた、心より!
Sommelier R.Imamura