Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

フランスの銘醸ワイン達

本日のお昼間は、微睡の中の熟睡で。朝帰りの時間帯でもあったので、気が付けば1:00までゆっくりと。次男の”お父さんご飯だよ!”の声で起こされる次第で。起き掛けからご飯が食べれてしまうのが、高血圧の証拠でしょうが。
で昨夜の値ごろ感抜群のワイン達は
・Pommard’97 La Pousse d’Or
・Beaune’96 Michel Gauneaux
・Connetable du Chateau Talbot’90 St Julien
・Nuits Saint Georges Clos des Forets St Georges’90 l’Arlot
・Gevrey Chambertin’70 Leyscall
・Savigny Les Beaune Les Roupiottes’86 De Belgraves
・Chateau Camensac’89 Haut Medoc
・Gevrey Chambertin’90 Joseph Drouhin
久々のお二人でしたが、今宵も何となくの印象ながら。そんな気乗りしない展開ながらもこの’97のデクラッセのプルミエに値するプスドールは、やはり素晴らしく大好きな味わいのブルゴーニュ。何とも言えない中盤の果実の複雑さはこの作り手ならではの。これは、もったいなくてグラス対応はしないほうがいいな。
同じくボーヌの作り手ながらもヴィンテージの違いかな?それとも。優良な作り手のゴヌーは贅沢なグラスで使いましょう。
今宵は医療関係の方々の晩でしたか。’90繋がりのタルボのセカンドは、しなやかで素性の良さが滲み出ます。
このラルロも比較的若い作り手ながらも’90は流石の味わい。溢れる果実味が偉大なヴィンテージを感じさせ。
許容範囲なのでしょうか、ワインラヴァーはこの’70の問題のジュヴレにも最大限の理解を。
相変わらずのお話上手のドクターの話題に慄きながら。このネゴシアンの印象は良く、酸の立ち上がりに美しさを。
2本目は繊細な熟成を得たボルドー。王道の流れが、バランス良く2本のワインの立ち位置を改めて理解させます。
〆はジュヴレのこれまた’90。中々、3本のヴィンテージ’90を試す機会は一度には。このドルーアンジェネリックは、今宵の優等生愛らしさを感じさせながらピュアさが引き立ちます。

  Sommelier R.Imamura