Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ウォーホル

休日は今年最後の学区内の運動会に少しだけ参加を。気持ちは後ろ向きなのは正直なところではありますが、お付き合いの範囲もございますので。それにしても、体力の低下はお恥ずかしい限りです。
また、この3週間の休日の間の楽しみで夜の映画を。まま、地上波での少しだけオカルトな映画なのですが”バイオ・ハザード”を一気に3作。1周目を見た長男の怯えようが興味深く、結局親子で3週にわたって小2の子供も全て見切りました。そんなに怖くは、無いような気はいたしますが休日は一緒に寝てあげれるので。
で先週末の土曜日は思い出すこともほとんど無く寂しい晩で
・Moet et Chandon Cuvee Dom Perignon’02 
月末の土曜日でお人によっては4連休の方もおられたでしょうが、僕のカウンターは金曜とは対照的に暗黒のような晩に支配されていたような。
ですのでこの日は、お届けになったドン・ペリニヨンの新ヴィンテージのご紹介を。10月からのスタートの公的な銘柄ですが、ある有力なルートにご相伴のような形で私の顧客にも急遽お届け出来ました。
今年のお誕生日のパーティーに華を添える形で、アンディー・ウォーホルへのオマージュを湛えた特別なエチケットがあしらわれた’02。ウォーホルと言えばムートン・ロートシルトのエチケットにも’75に採用されワインにも関係が深いことが印象付けられています。実際にもドン・ペリニヨンは良く飲む姿が残されているようで、そんな兼ね合いも今回のフュージョンにも繋がったのでしょう。
個人的には未だヴィンテージ’02は、当然ながら’00も試しておらず辛うじて’99のマリッジ・ヴィンテージのみは試しておりますが。これでも正直、酸の塊で極上のドン・ペリニヨンの本来の姿からはかけ離れている印象しか。
まま、もちろんテイスティングであったりストックの都合上致し方ないのも重々理解の上。ちなみにこの’02は長男の産まれた年、2本だけは分けていただきましたが。
ただただ、個人的にはシャンパーニュでも最上の銘柄のひとつだけにもし可能であればお試しいただきたい。私のリストには’90’83’73が残されております。僅かな在庫ではありますが、おそらくは酒類の中で最もの世界を体感させてくれるものかと思われます。もう、シャンパーニュと言う括りだけでは表現出来ない段階のものでもありますが。  R