Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

思い込み

やっとのことの涼しさの到来に通勤時も汗だくにはならなく。一気に秋らしくなり始めておりますが、体調には気をつけたいところです。
明日は長男の小学校の運動会、来週は次男の幼稚園と学区の運動会が控えておりボーイスカウトの予定も考えるとなんとも忙しいこれからの秋かと。
そんな時間が本日はありましたので、お昼前から散髪にジムに銀行へとバタバタと時間は流れていきましたが。
で昨夜のこれまた閑散のカウンターは
・Clos de Vougeot’82 Raoul Henri
確かにほとんどのゲストが、既にご常連さんで新規にお越しいただける方はいったいどんな流れなのかは可能な限りお伺いしたいものです。
こちらのムッシュも意外な形での2度めのお越しで。
先日のジャイエ・ジルの濃密な甘みに毒された感があったのでしょう?今宵も男性陣と。
お選びになられたのは、これまた目利きが感じられるプスドールのサントネイ・グラヴィエール’97。ただ、何よ思ったか相変わらずの思い込みが激しい僕はヴォルネイの’97を指されていたかと思い必死にセラーを探しこんでおりました。結局、見つかるはずもなく代品と称して正規のオーダーのサントネイと出血大サービスのクロ・ヴジョを。
まあ、はっきり言ってグラン・クリュでしかもこれだけの熟成されたボトルが同等の価格とはいきませんが何かのご縁は幾分サーヴィス気味であり、また個人的にもテイスティングが兼ねられて。
ただ、中々耳慣れないネゴシアンのボトル。村名クラスなどでしたら、リスクもかなり感じられますがおそらくはの期待値が大きかったのも事実です。
結局、予想通りの美しい照りの外観から放つ何時も通りのピノ・ノワールの熟成香は安心感へと。
まま、こんな出会いが次回はお手持ちのストックのドーヴネもしくはラフォンのお持ちをお約束いただきましたが。

           Sommelier R.Imamura