Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵もマグナム

本日のお昼間は、実はお葬式に。妻方の母のご兄弟の方でしたが、つい先日に。年の瀬の不幸ですが、ご冥福を。
毎度のことではありますが、礼服のサイズの問題が今回も。何時も楽な格好ばかりの最近ですので、急な事態に改めて驚かされます・・・・・。
で昨夜のマグナムを含めたグラン・ヴァンは
・Pouilly Fuisse’84 La Roche
・Santenay’76 Bellenum
・Clos de Vougeot’73 Joseph Drouhin
昨夜は中盤から12月の最終週らしい、ダラダラとした流れが。飲み方はそれぞれながらも個人的には理解に苦しむ状況も。
後半に掛けてご常連さんの流れへと。
先日のドクターの担当者のMRさん、来年度からはどうやら担当が変わられるようで些か残念ながらも今年もムートンの’28も記憶に新しく、またジャック・レイノーの’78なども。
で今宵は女性のMRさんを伴われての’84を。結局、ご自身の’76のサントネイと白の’84のフュッセ。フュッセに関しては、お酒屋さんにネガティブな情報も頂いておりましたが個人的には予想以上に綺麗な熟成でモカの上質なニュアンスも。’84ならばこれくらいのスタイルかと。
’76はコレクション・ベルナム、聞きなれない造り手ですがお騒がせのニコラ・ポテルさんが自身の名のネゴスをどうやら追い出されてしまったそうで、新たな立ち上げを兼ねた買い上げのサントネイ。コルクにはアンドレ・シャペルの名が刻まれており、何時もながら流石の美しい果実味が熟成感と絶妙なハーモニーを。
先週のジャイエも記憶に新しいですが、彼らの今年の最終のお越しは予定されておりましたが、もう1:00を完全に廻ってからのマグナムを。もう少し早めのお越しを想定しており、本日もシャンパーニュブルゴーニュのマグナムは特別に準備しておりましたがまあ’73のヴージョで十分で。
ネゴシアンのドルーアン、流石の今回も面白いグラン・クリュの熟成した1500mlが見つかり年末に。
難しいヴィンテージの私の’73ですが、マグナムと言う事もありまた良き理解者の皆様方には今宵も爆笑のお姉さんのお話がアテにもなり、ほっと心安らぐ柔らかさ。それにしてもお話上手な。
失礼ながら、やはり今宵も明暗が分かれた感じで先に帰られたお姉さんがたのお店は明日で閉店を。
明日は我が身かとも心引き締め。R