Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Co Co Farm

久々の豪華な披露宴だったそうですな、海老蔵さんの宴は。失礼ながら1度だけ私の店舗にもお越しいただけた機会があり、ご近所のママさんのお供でしたが”男前が”そんな印象を。これまた失礼ですが、意外に身長はでしたが。
で今回の宴には、バロン・フィリップ・ロートシルトのワインが扱われたようで。日本限定販売の彼らの新しいシャンパーニュにネゴシアン・ラインのものが全てで正直認識があるものがバロナークぐらいで。まあ、そうだよな大勢の招待客の皆様にムートンは流石に出せないだろうし。
で昨夜のマグナムは
・Enrico Serafino Metodo Tradizionale Classico’01
・Grands Echezeaux’91 Albert Bichot
・Magnam Aubade’97 Co Co Farm Winary 1500ml
・Rfiesling Vindanges Tardives’89 Chateau d’Orschwihr
前半からご同業の男性陣、ヴィンテージの入ったこのシャンパーニュ製法のエンリコ・セラフィーノはスプマンテの荒い酸の印象を持たせない滑らかな泡立ち。上質な1本。
中盤は何時もの皆様の大所帯での移動の展開が読み切れず、まま気長にと言う感じで。
8名でしたら、もうマグナムは最低!そんな思いはエゴかもしれませんが、こちらにも確かにドンピシャの手持ちが無かった。こんな時に自宅地下セラーの在庫が恨めしく。
結局1本目は、今夜の皆様の流れに添ってグラン・エシェゾーを。作り手は大規模なものの’91のグラン・クリュは、ほとんど裏切らない。そんな思い通りの果実味の豊満さに余韻が大ぶりな満足のボトル。
で、甘えついでにお次はマグナム。添え物がハンバーガーだったのです。まあ、有ですが。栃木県でしたね、忘れてましたこのワイナリーのストーリーの方が余りにも重要でしたので。
熟成させてリリースされたメルロとカリニャンから造られたこのボトル、白の期待が大きかったのですが意外にも最近の国産ワインの赤の中でも最高の味わいだったような。メルロがとても重厚でカリニャンが甘みを引き立てている。そんな良く造りこまれたエレガントな味わい。
今宵はこれで終わりかと思われましたが〆がありました。ただ、アルザスのヴァンダンジュ・タルディヴは甘すぎず、優しい甘みにほっこりと。R