Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

登美

久々の雨に幾分涼しさが感じられましたが、湿度の影響は逆に辛さも。
今月も残すところ後数日ですが、早くも来月のワインの納品の予定をエージェントから。妙に急いでおられ、何故?との問いに6日から月中頃までのお盆休みのご予定を。流石、特殊な銘柄をお届けになられるエージェントさんだけあり羨ましい限りの長期の休暇で。
で、この暑い最中ですが8月頭には約100本近いボトルが自宅地下に。ほぼ、ブルゴーニュで幾らかのボルドー、でお支払いも¥100万近くですのでやはり悩ましくも素晴らしいボトルに囲まれることでしょう。
毎日、少しづつセラーの整理も進めておりますがスペースの問題と何よりもお支払いが出来るかな。何とか今月もこちらには、同じくらいのお支払いは出来ましたが。
で昨夜の晩は
・Chateau Climans’94 Sauternes
・登美’96 Suntory Tomi no oka Winary
・Chateau Gruaud Larose’92 St Julien
そう、本日のセラーの整理で棚卸表とは食い違う貴腐のクリマン’94が。半年前くらいでしたか?ケースで購入出来たイケムを追いかけるこのバルザックの名品はもう僅か2本を残すのみに。グラスで贅沢にも使用しておりましたが、この開栓したボトルで次の寄付は同じくバルザックのクーテ’95にチェンジいたしましょう。
今宵のマダムには、偶には日本のプレミアムを。メルシャンさんの極上も考えましたが、テイスティングの機会もそろそろ必要なサントリーさんのスペシャル・レゼルヴを。過去には’97が非常に印象が良く、’02がやや残念な思いも。この特別に作り手さんのセラーでエイジングされたボトルは、やはり滑らかで。国内の作り手さん達の赤に於ける方向性は、ほとんどがフィネスとエレガントに。特にサントリーさんはラグランジュなどでも培われたノウハウを、また異なるテロワールでなのでしょうが個人的にはカベルネ・ベースのものには、14年くらいの熟成では強さも求めたい気が。
ちなみにレギュラー・ボトルで’95’90、マグナムで’96’97が自宅セラーに寝ており。
〆はハーフのグリュオ・ラローズ、’92は何ともお買い得にオファーが為され改めてこちらのエージェントの商才には感服いたします。
かなり進んだ味わいのサンジュリアンですが。’92ですから。 R