Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

エイプリルフール

3月もお陰様で何とかお支払いは。まあ、終始は税理士さんとのミーティングまで解りませんが支えていただく顧客の皆様には改めて感謝の気持ちで一杯でございます。
で本日のお昼は、定番の巣蜂蜜の買出しに出かけましたが残念でした。郷里の広陵高校の結果が。それでもベスト4には、お疲れ様です夏も頑張ってください。そんなワンセグの為か、危うくトラックに突っ込まれそうな冷や冷やさせられる瞬間もございましたが。
さて、3月最終の晩は
・Nuits Saint Georges Les Vaucrains’00 Bertrand Ambroise
・Beaune Les Prevoles’96 Camille Giraud
・Chambolle Musigny’85 Comte Georges de Vogue
・Taylor’s Vintage Port’95
・Cabernet Sauvignon’96 Santa Rita Casa Real
ドバイからのマダムは、そろそろ帰国の予定でしょうが今宵も2本をお連れのマダムと。
ブルゴーニュの赤の’00はどうも定まらない感覚が多い気がいたしますが、近年評価を安定させるアンブロワーズは硬いアペラシオンながらも綺麗な酸を齎して。
やはり流れ出南に下ると明らかにジャミーな印象を得るものです。ヴィンテージの要素もございますが万人受けの豊満な甘みかと。
これもフライングでしたが、間違えない味わいの’85でしょう。色々と言われる時期のヴォギュエですが、個人的には特に’85はどの畑のものも彼らは美しい酸のバランスに裏打ちされる洗練の1本。
決算を終えられたムッシュは、お連れのマダムのお好みですがポートを。’95ながらテイラーのコルクはボロボロに。技術の問題も有りましょうが。確かにたっぷりの甘みではありますが、以外にキレも良くボトルは私の助け舟もほとんどなかったですが空いておりました。
〆に幾分熟成はしているものの、やはりチリのカベルネは個人的には。ただ、飲まれるマダムは結局お連れのムッシュを巻き込む形で5:00を廻っており。セクシーな彼女に駆け引きを為されていたムッシュは、それはそれでよろしかったのでは?ただ、これも私とマダムがほとんど消費対象ではありましたが。

      Sommelier R.Imamura