本当に国内市場には、白の上質な熟成したものは皆無になりつつあるような。強烈に高価なボトルは未だに存在しますが、まだ何とか理解に耐えうる通好みのボトルはほとんど・・・・。
そんな意味でもルイ･ラトゥールのお家芸的なこのグラン･クリュは、特に’８５は垂涎の１本かと。ミネラルのバランスが絶妙で、ヴィンテージの味わいもございますが熟成により奥ゆかしさも。
シャルドネに植え替えられた正解例かと。
この辺りから可笑しな感じには成りつつも、ムッシュがお呼びになられたお姉さんに拍車を掛けていただけたのでしょうか？
お手持ちと言う事もりますが、ボルドーの白の個人的には最上の辛口を。まして’７８は個人的にも多いに思い入れがあるヴィンテージだけに心躍りながら。期待していたモカの香りの支配は意外にも少なくボトル差にも襲われた気もしましたが、しっかり飲み込みたい！そんな再経験のイグレック。
で何とも強引な流れではありましたが〆はイケムに。ストーリーとしては、お姉さんが’８１と言うことも多いにこじつけられ長い長い晩は甘美な甘みに包まれながら・・・・・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
