Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Deiss

連休をいただきました。休日は長男のボーイ・スカウトで環境博とそちらで紹介していただいたた琵琶湖博物館へ。環境博では最新のメルセデスディーゼルのオープンカーに試乗させていただき青龍は、歓喜を。
連休最終日の琵琶湖へのドライブを兼ねた琵琶湖博物館は、中々面白く動物の骨の展示が今回は。個人的には鯰丼という形での”なまず”初体験を。
京都とは違い、広大な敷地内に余裕のある自然に囲まれた環境は羨ましく。
さて、先週末の土曜日を断片的に思い出し
・Gruenspiel’01 Marcel Deiss
極上の金曜の後の土曜日は、やはり穏やかに時間は過ぎていき。この晩は、そうですね確かに解禁からまだ日は浅く世間でもボージョレ・ヌーヴォーの話題は幾分は耳にされたとも思いますが、3リッターのジャドのボージョレ・ヌーヴォー・ヴィラージュはこの夜の前半にて使いきりに。
で後半のゲストには申し訳ないのですが、手持ちはなく・・・・。お席を立たれてしまった方が若干一組おられましたが、個人的には残念ながらもこれもまた致し方なく。”ぶどうの蔵がボージョレがないなんて!”確かにとは思いましたが、賛否は如何なものでしょうか?
まま、利益が出たのかも解からないような使用法のまたもやな今年でしたが金曜なんかは正直振る舞い酒です。連休開けの火曜には皆様の熱ももう冷めておられるでしょうから!昨年同様かと。
アルザスの特別な造り手マルセル・ダイス。’01のグリュンスペールは、今宵はどうも私がマダムに嫌われたのでしょうか?お一人でのお越しになられたムッシュで。まま、今宵も幾分の酔われ方でお時間にも制限が。優しい甘みを讃えるアルザスのプルミエに値する彼の銘柄はどれも伸びやかな洗練された味わいに正にほっこりとさせられる逸品ばかり。個人的には’98辺りの熟成の姿も見受けられるボトルが楽しみながらも今宵はそろそろこの’01ぐらいでも十分に楽しめる纏まりが。時の流れにもそろそろ順応していかなければと改めて。
ああ、早いもので12月も目前です。

              Sommelier R.Imamura