Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

久々、久々

休日は3年分の蓄積された自宅の玄関周りに設置された汚い話ですが下水のトラップの掃除を。想定以上の固形化されたヘドロのような汚物に餌付きながらも清掃を。まま、そんな姿も子供の情操教育に良いのかもしれませんが。
さて、先週末の土曜日は前半からの顧客のお越しもございましたが後半までは中々厳しき状況で
・Mumm Grand Cordon’85
・Nuits Saint Georges Clos des Corvees’88 Louis Jado
・Chateau Margaux’87 Margaux
・Recioto della Valpolicella’77 Masi
・Gigondas’90 Paul Jaboulet Aine
またもや極上のワインを数本お預けいただきました、ボランジェの白いカラスの’73など垂涎の的の銘柄を。でマムのグラン・コルドン’85で贅沢なアペリティフを。これまた最高の状態に思わず秋の芳しきキノコのソテーが添えられて。シャンパーニュが恋しい季節がまたまたです。
入れ替わりで面識の有られるマダムなどのお越しも有られましたが、ピークはこちらのムッシュのご帰還と久々の車屋さんのお越しに気分良く。
ジャドのクロ・ド・コルヴェはこれで欠品です。柔らかい果実味に出だしは好調なご様子で。
1年のヅレは、意外なお話へと展開していくものです。それにしても祇園街での経験は彼女達にも素晴らしいことも添えられるのでは?お生まれ年のマルゴーが今宵お楽しみにでしたが、失礼ながらも好みは価格的には比較にならないのですが先のムッシュジゴンダスに。濃密な血のソースをも思い出させるジビエのように。
ただ、やはり公平にテイスティングをさせていただくと当たり前ではありますが熟成のピークにもあるシャトー・マルゴーの余韻の優雅さには流石にそのフランスの誇る1級シャトーの素晴らしさは認めざる負えない。
で〆は皆様幾分と言うか随分酔われたお姿に、マダムも有られないお姿と言いますか・・・・・。あまーいレチョートを。この’77はターゲットは別ではありましたが、深夜のセラーの荒れた状況に仕方無くでもありますが。思いのほか酒質も安定しておりシガーを求めずにはいられない濃密なダーク・チェリーのリキュールの如き味わいはこの週の疲れを癒す、そんなドロリで。
Sommelier R.Imamura