Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

グラスも贅沢に

本日のお昼間は、月末の銀行口座の確認とダイレクトメールの投函に。それにしても相変わらずの雨男、関西を襲った豪雨の中出かけたのも馬鹿げた話ですが帰宅後はお日様も。
その後も夕方に再度豪雨もあり、昼食後は優雅にテレビで映画鑑賞でしたが何度も見た印象の”逃亡者”ですが意外に忘れているのだな・・・・。また、最後まで見入ってしまい。ハリソン・フォード主演ながらも刑事役のあのMIB3では登場シーンは少なかったあの方に次男も見入っていましたが。
で昨夜のグラスの晩は
・Corton Clos de la Vigne Au Saint’98 Louis Latour
・Volnay Santenots’99 Francois Mikulsuki
・Paleo’00 Le Macchiole Bolgheri
月末ながらも週頭で、僕のカウンターは閑散と。中盤にお越しのマダムは、お一人でしたので今宵はグラスにて。どうやら僕の知らない頃のぶどうの蔵もご存じのようで、しばしお話も興味深くなりましたがワインの方も持論も有られ。グラス・ワインでもリストの中から¥2,500−帯からのブルゴーニュを最初から2種おっしゃられるかたは、少しスタンスを切り替えて。
やはり数字も非常に大切で、安かろう・・・・ではまた本質は。まま、もちろん1杯の価格としては非常に高価なものでもあるのでご理解有られる方だけに。
終盤は男性陣のドクターの皆さんでしたが、このボルゲリのカベルネ・ソーヴィニヨンも残り僅かになってまいりました。まま、カベルネ・ソーヴィニヨンにて価格指定のみでお任せであれば基本的にはカリフォルニアの若いヴィンテージのものでよろしい気もいたしますが 僕のお店では折角ですので旧世界の少しでも熟成感を。区別化も少しでも。

また、6月の特集を少しだけ。何時ものブルゴーニュの熟成物ももちろんですが、今回はボルドーのオールドを半分。
特にとっておきはヴィンテージ’38の夫婦シャトーを
・Chateau Pichon Baron’38 Pauillac
・Chateau Pichon Laland’38 Pauillac
奇しくも父親のヴィンテージの’38ですが、バロンとコンテスの街道を挟んで見つめ合うシャトーが偶然にも。1度に比較しながらお飲みいただく訳にはいきませんかね・・・・・・・。

                   Sommelier R.Imamura