Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

やはりブルゴーニュ

夏の日差しを感じさせる本日のお昼間ながらも今月の納品分の強烈なワインの数々が。先日は西村さんから、そしてもうひとつの業者さんからのダンボールで自宅の地下セラーはもう収拾が付きません。思えばここ数年は買えるだけ買う!そんな仕入れに為っておりますが、取りあえず借り入れの返済に勤しむ、そんな6月の営業かと。
今回も目玉のワインが数本含まれておりブルゴーニュは当然ながらカリフォルニアのあの特別な銘柄をヴァーティカルで。今は絶対に地震は起きないで欲しい。
さて、週末の晩は
・Santenay’85 Joseph Drouhin
・Gevrey Chambertin’66 Morin Pere & Fils
・Savigny Dominodes’64 Joseph Drouhin
この3本のブルゴーニュのヴィンテージだけを見つめると華々しい感じではございますが、実際は後半まで何ともストレスと言うかお越しのご常連さんにもご心配を相変わらず。また、ご新規の方にも印象は如何なものでしたでしょうか。
で、結局1:00すぎの連日のお寺関係のムッシュは今宵は何時ものマダムを伴われて。これまた偉大な’85はアペラシオンを飛び越えてバランスと余韻に纏まりを感じさせます。それにしても丼勘定の私ではありますが、ま正にご常連さんの特権と言うようなお値打ちで稀少なボトルではないでしょうか。
こちらも比較的私の顧客の中では年齢はお若い方々ですが、オールドですね。実際には今月のお勧めのトップ・ページからほとんどをお持ちするのですがこちらにも幾分丼勘定で。ただ、末永いお付き合いも切なる方ですので。
ネゴシアンではあるもののこの辺りのヴィンテージでは逆に安心感も。
’66はこれまた偉大なヴィンテージ、村名ながらも豊満な果実味にまったりと。そう言えば先日ご一緒したお店で飲んだシャンベルタンもといジュヴレはヴィンテージ’06でしたが同じ価格と言うのもやや切なく。
ルーアンをここでも意識して仕入れるネゴスのひとつですが、熟成したシガーの香りを放ちながら私は我慢の限界でしたので、自然に手が伸びてしまい。逆に皆様にも大きな反応が無いのが申し訳なく。
で、ありがとうございます今月の特集のブルゴーニュの赤はほぼ全て欠品に。ボルドーはまだまだございます、もちろん通常のリストからとストックにはブルゴーニュも十分ございます。