Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連日の

本日のお昼間は、遂に長男のクラスの学級閉鎖が。どうやら13人くらいの生徒さんが風邪の為のお休みのようで。未だインフルエンザの情報は得てはおりませんが、心配は尽きないものです。
さて、昨夜は月半ばの月曜ながらもご常連さんの皆様のお陰で
・Chateau Grillet’87 Neyret Gachet
・Nuits Saint Georges Clos des Corvees’88 Louis Jado
・Gevrey Chambertin Champerriere’96 Louis Jado
・Beaune Clos des Mouches Blanc’85 Joseph Drouhin
何時もながらのご利用に感謝いたします、しかも今宵はお手持ちが限られておられたのに根こそぎですみません。
ですが、稀少なシャトー・グリエの熟成。特に近年の復活が評価を上げているようですが、そんな評価が為されているものこそ逆に意外に過去のものにも素晴らしいものが沢山あったような。ヴィオニエが醸し出す、これまたローヌのセクシーさをも感じさせる妖艶な。デキャンタージュで一段と還元臭は取り除かれ、やや前半から心地良くさせられてしまい。
後半に何時ものお二人。久々ながらも相変わらずの展開ではございましたが、最後は仲良く。ジャドのアイテムは来月にとおもっておりましたが、あっという間に無くなりつつ。値ごろ感のあるブルゴーニュには、キリが無く。
末広がりの’88は、このところの飲み頃感がはっきりと。流れでは逆ながらも’96のシャンペリエまで。結局、飲み干されましたがこの辺りがやはり粋な彼らでしょう。
確かリューディーでしたか?どちらにしてもクレール・ダユの畑を買い足したのも幸いして彼らのこのアペラシオンのものは非常に安定感を感じさせられます。上級なネゴスのひとつでしょう。
日曜を挟んでの連日のご利用に感謝いたします、また気持ちをご理解いただけていることにも嬉しく。
お渡ししたかった、ドルーアンの熟成の白がお試しいただけて幸いです。こちらも連日開けておりますが気が付けば手持ちも僅かになってまいりました、是非皆様も。
合わせてムートンのマールも。2年寝かしましたが、やはりこの手のハード・リカーは既に寝ているものでもまだまだそれ程の変化には乏しく。ま、それでも極上の甘みに気分良いデジェスティフで。R