Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

夜半の

週末を控える金曜日はここのところ中々、ジムへの足が遠のいてしまいます。まあ、それはそれでお商売的には良いことかもしれませんが。
なので家族で近所へ少しだけ散歩を兼ねたお買い物。それにしても次男の彩人くんスニーカーが履きなれているのか最近購入したサンダルのようなズックには足を通してくれづ。次男も中々の頑固さを見せ付けてくれます。
さて、昨夜の正直23:00くらいからのワインバーでした
・Clos du Marques’91 St Julien
・Beaune’78 Michel Gauneaux
・Charmes Chambertin’67 Louis Jado
・Chevalier Montrachet Les Domoiselles’55 Louis Latour
”忙しそうやな!”そんな台詞と供のお越しのムッシュには何か嫌悪感は感じられず。逆に”暇やなー”とお越しの方には、ややデリカシーを感じてしまう私ですが。
で今宵はクロ・ド・マルキ’91。ボルドーの’91は個人的に好みです、柔らかく洗練された味わいに飲み頃の楽しさを何時もながら。
本番はここからでしたが、先のムッシュ曰く京都ではブルゴーニュが日本国内でも2番目に沢山開けられているそうです。本当に?そんな気が私にはいたしますが皆様はいったいどんなブルゴーニュを飲まれているのでしょう。まあ、確かに個人的にはボルドーではないですが・・・・。
で今宵は何時もとは異なるマダムを伴われ’78を。先日は’76のゴヌーに酸を感じられておられましたが、確かにこの’78は村名ながらもパーフェクトかと。
ひょんなヴィンテージを間違えておられたムッシュにお力添えの’67のシャルム、貧弱さを問われるこの生産年ながらやはりグラン・クリュ十二分な熟れた果実味にとろけて。
今月の最大のお勧めのシュヴァリエ・モンラッシェ。’55のお嬢さんとはこれ如何に?と言う感じですが意図するドクターにお届け出来て幸いです。流石の濃密なモカ風味の蜂蜜に新たなお付き合いが始まられるか楽しみな今後で。
テタンジェ・コレクションの’81はしばしお取り置きしておきましょう。ただ、’81はボルドーならば容易ですがブルゴーニュは抱える在庫は自宅地下にも数本しかないな・・・・・・。

           Sommelier R.Imamura