Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

兄妹、嫁

何となく喉の調子から疲れもあり体調不良な気分で。本日はミニの車検の引き取りにお越しいただいたのにお昼まで起きることが出来ずボロボロの状態でのお相手を、申し訳なかったです・・・・・。
その後は気を取り直してダイレクトメールの発送や銀行への入金など事務的な作業に追われる年度末の慌しい最終日かと。
さて、昨夜はそんないささか3月としてはおまけの残り2日の内の1日のような感覚が
・Clos du Marques’91 St Julien
前半からのゆっくりと動き出す今宵ではありましたが、やはり小瓶で一応ご準備はしておりますがエビスビール。季節もあられるでしょう1杯目は極上のボランジェもございますが、欲される気分もご理解できますので。ただ、2杯目以降もそのままでは残念な方も。
中盤はお誕生日のお祝いでご家族のお食事会後の兄妹、そして嫁のお三方が。私の場合は義理の妹もおりますが、さすがに嫁と3人で飲みに出たことも無く会話にも若干。まあ、今宵の奥様もしおらしく一歩引かれた感じは好印象でした。
やはりこんな時はビールではなくボランジェからのスタートで。赤ワインはサンジュリアンのシャトー・レオヴィユ・ラスカーズのセカンドの’91を。今回も何本か手に入った銘柄ながら中々皆様のオーダーがいただけず、残念なところでしたがやはり’91の熟れたタンニンは柔らかく繊細でマダムからの”熟成したワインの味わいはこんな感じですか!”とのお言葉はまた楽しい一言かと。
事実、こちらのムッシュはあるご常連さんのお連れになられた方で。普段は兼ね合いの中でお車にて。その為、毎回ジュースにてお過ごしの方ではあったのですがこんな機会にてまた新たな顧客に為っていただければ幸いです。
後半は久々の和食の大将でしたが、相変わらずの賑やかなお人柄。シャトー・カントメルル’97とシャトー・マレスコ・サンテグジュベリ’97を飲み込まれ。’97とは言え本来はグラン・クリュの2本、好みを覗けばこちらにクローズ・アップの目を向けるべきでしょうが・・・・・・。

        Sommelier R.Imamura