Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’99’93’83

本日のお昼間は、次男がお越しにくるまで ベットにしがみついて。たいして呑み込んだ訳ではないですが、消化不良のPK戦があったのも。PKの失敗については責めてはいけないのも事実ですが、そこまでの試合内容と やはり外した2人の責任はあるような・・・・・。
で昨夜のご多分に漏れずの祇園町
・Louise Rose’83 Pommery
・Clos du Marquis’93 St Julien
・Chardonnay’99 Lewis Cellars Sonoma

前半からお越しの名古屋のムッシュのお言葉が解り易い、今宵の京都の現状でしょうか?
少しだけ飲んで帰るから!と。今週末は青年会議所の京都での全国会議で。例年の流れなので、この街で飲まれる方々はご存じでしょうから。まま、実際は僕のカウンターでは それほどここ数年は大きな動きは無いのですが・・・・。
ですが、20:00からはご予約をいただけており この会議への参加をされる神戸からのご常連さん達。実際には既にロータリークラブに変わられておられる方々ばかりではあるのですが、兼ね合いの中ででしょう。
お恥ずかしい限りの抜栓で。何故かと言うと、大きめの音がなってしまうシャンパーニュの抜栓で。逆を裏返せば’83のロゼながらも まだまだしっかりと泡の残る保存状態の良きボトルだったことも。
熟れてバランスの良い上質なプレステージの存在感は、やはり酒類の中でも最高のものかと。その中でもやや苦手なロゼですが、正に丁度飲み頃の綺麗な逸品に皆様一応に。
限られた時間ではあったのでしょうが、赤も1本。何故かお連れになられていた お一方の御嬢さんのヴィンテージが’93だったようで。そんなお話を聞き逃してはいなかったのですが、結果的には先の’83に揃えたりなどの方がよかったのかもしれません。まま、ご本人は気が付かれていましたが。
セカンドクラスながらも2級の特別な存在でもあるレオヴィユ・ラスカーズのもののクロ・デュ・マルキ、中々の人気は相変わらずですが勿論ながらもサンジュリアンのバランスが持ち味かと。そしてマルキの名の通りの高貴な味わいと言ったところでしょうか。
ただ、先の呑み込んだ’83のシャンパーニュと比較されてしまうのも事実でも。まだまだ若さすら感じさせる大学生の御嬢さんと言ったところかな?
深夜にお越しのお姉さんのお連れのムッシュの鼻息の荒いお話に やや押されながらも素晴らしくも感じさせられ。お三方で呑み込まれたロマネ・コンティと彼らのモンラッシェのお話を。残念なのは、やはりヴィンテージまでは記憶に有られず。また、画像も小さすぎて・・・・。
大分、お利口な価格設定であられたことも事実ですが いずれにしてもご経験をされていることが何よりも。しかも白赤揃い踏みで有ることが。
”蜂蜜の香りに樽のニュアンス”そんな台詞は良く解ります、それがムッシュの禿山のイメージだそうで。勿論ヴィンテージで その姿も多様ではありますが 好まれるひとつのスタイルですので。そんな中で、やや安易にお勧めしたカリフォルニアのルイスの’99。個人的には、正にそのイメージ。ただ、ムッシュのご意見は様々なのですね。まま、勿論お初のお相手なので お好みのスタイルはどこまで理解出来ているかは。ただ、最終的にはお姉さんの かなり濃いしこれ以上樽の香りが強いと飲めない!と言うお言葉にムッシュのご意見も緩和されていかれるのも現実で。
流石に手持ちのDRCの’73の禿山をお持ちする訳にもいかないでしょうから・・・・・・。

            Sommelier R.Imamura