Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

忘れ去られたかのように・・・

本日のお昼間は、試行錯誤の上の計画停電へのワインの品質維持の為の自分なりの対策の為に時間を。一時は大容量の蓄電池での対策を模索しておりましたが、やはりコストとアクティブな動きの難しさに今年は断念を。可能な限りのアナログな対応をするべく発注と購入は一段落しましたが、商品の到着後は実験も兼ねて試してみるつもりです。
また、長男の昨日の顔からの落下事件の症状は青たんが右目に。そう言えば失礼ながらも数年前に僕の店舗でも顧客のムッシュが同じようなお怪我をされたな・・・・。もっともっと酷い状況でしたが。
で昨夜はどうも祇園町では中々のお人の出でおそらくは他店さんはお忙しくなされていたのでは?ですがですが、僕のカウンターは寂しいもので・・・・・・
バイ・ザ・グラスにてマルゴー村のマレスコ・サンテグジュベリ’99をお開けしたものの使い切るには至らず。
で、本日は来週頭からの7月の特集を少しだけセールスいたします。
夏本番の7月と言うことで涼よ呼ぶシャンパーニュを中心に何時ものブルゴーニュ・オールドを。
とは言っても相変わらずですが、僕のご準備させていただくシャンパーニュは涼よりも瞑想的な極上熟成ばかりで。
値ごろ感の有るボランジェのグラン・ダネの’92や熟れきった’76のアヤラも嘗ての所有者のスタイルにて。極上はクリスタルの’75であることは間違えなく。
画像のハーフの4本は、ノスタルジーシャンパーニュで。’61’55のモエにアルフレッド・グラシアンの’52、シャルル・エドシック’43まで。戦中戦後の興味深いボトルかと。
またブルゴーニュからはジャック・プリウールのやや若い段階のヴォルネイ・シャンパン’00やコルトン・ブレッサンド’98が上質かと。
偉大なドメーヌ・デュジャックのシャルム・シャンベルタン’92は飲み頃を意識させてくれ、ジャン・グロのクロ・ド・レア’86もまた希少なアイテム。
DRCのエシェゾーは、既にフライングで使用してしまいましたが今月もお買い得なジャン・ミシュロの’81’76もお勧めです。
6月の晩を今宵まで頑張りますが、7月もまた京都は祇園祭もございます。ご愛顧いただければ幸いです。                 Sommelier R.Imamura